城山(勝山城跡)
都留市二十一秀峰のひとつ「城山」
城山は、標高571メートルに位置し、周囲3.5キロメートルの独立した山です。
頂上から都留市街地を一望できる城山は、地元では「お城山」と呼ばれ親しまれています。
かつてはここに「勝山城(かつやまじょう)」があり、今もなお、当時の山城の遺構が残っています。
城山に登ってみましょう!
桜咲く登山道
城山は桜の名所。
桜咲く小春日和に、お弁当を持って、さぁ登りましょう。谷村町駅より30分も歩けばもう頂上。シートを広げて…お弁当食べて…遊ぶもよし!昼寝するも良し!毎年春が楽しみ。
頂上は開けているので家族連れにも最適です!
城山までのアクセス
城山の登山ルート
令和3年3月に、城山を散策する新たなコース(緑色ライン)を整備しました。
このコースは、勝山城川棚口登城道と推定されるルートから内堀を通るルートです。
内堀を北に進むルートでは、かつて城壁の石垣に使われていたとされる石材の遺構を見ることができ、本丸の北を巻いて本丸へ至るコースです。
内堀を南に進み従来の登山道と合流するルートでは、城を守るため堀底の移動が容易にできないように作られた、内堀内の大きな段差(遺構の保護のため、階段、手すり等の設置をしていません。通行には十分にご注意ください。)を実感することができます。
このコース整備は、森林環境譲与税を活用した林業の担い手育成事業「森の学校」により実施しました。
勝山城の歴史
勝山城は、『甲斐国志』によると、1594年(文禄3年)に浅野長政の家老浅野氏重によって築城されたという記述があり、浅野氏重によって築城されたと考えられてきました。
しかし、最近の研究では、戦国時代の郡内領主である小山田越中守信有が中津森から谷村へ館を移したときに、要害城として築城されたと考えられるようになりました。
石垣の遺構
また、江戸時代に茶壺道中で運ばれた将軍家献上用のお茶壺を、夏季の間、勝山城の茶蔵に保管したと伝えられており、当時、京都から江戸へとお茶を運んだ行列の面影を、現在のお茶壺道中(毎年10月の産業祭りで実施)でしのぶことができます。
戦国時代から江戸時代にかけ、様々な城主により治められた勝山城は、1704(宝永元)年の当時の谷村藩主であった秋元氏が川越へ転封の際に廃城になったとされています。
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富士急行線時刻表はこちらでご確認ください。
城山は都留市の桜の名所です。
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更新日:2021年12月10日