ミュージアム都留

更新日:2025年04月17日

ミュージアム都留外観の写真

ミュージアム都留は平成11年(1999)4月に開館しました。かつて城下町として栄えた都留市の歴史めぐりができる博物館です。
館内では、江戸時代から続く八朔祭りで曳き出される屋台と、江戸の浮世絵師によってデザインされた飾り幕を常設展示しています。また、江戸時代に都留市でさかんであった郡内縞(ぐんないじま)をはじめとする絹織物のことや松尾芭蕉が谷村(都留市の中心地)に約半年間滞在して句を残したことなども映像などで分かりやすく解説しています。

令和6年4月1日よりミュージアム都留は入館料無料になりました。

 

都留市の歴史

 都留市は城下町として栄え、山梨県東部地域の政治・経済・文化の中心として発展してきました。とくに江戸時代には、藩主の秋元氏が治水事業や織物業をすすめ、都留市は郡内縞(ぐんないじま)をはじめとする絹織物がさかんな土地になりました。
 天和3年(1683)には、江戸の大火で庵を焼かれた松尾芭蕉が、国家老の高山伝右衛門(たかやまでんえもん)に招かれ、都留に滞在して句を残し、俳諧と関わりの深い土地にもなりました。
 毎年9月1日におこなう、江戸時代の伝統を受け継ぐ八朔祭りでは、大名行列や、日本を代表する浮世絵師である葛飾北斎(かつしかほくさい)や鳥文斎藤原栄之(ちょうぶんさいふじわらえいし)などによって下絵が描かれた豪華な飾幕の屋台が巡行するなど、すばらしい伝統と文化遺産が現代まで伝えられております。

さらに詳しい都留市の歴史はこちら( 都留市立図書館ホームページ「都留市の歴史」)をご覧ください。

ミュージアム都留の活動報告

ミュージアム都留の活動報告は下記のリンク先をご覧ください

お知らせ

館内整理に伴う休館について

毎月第3火曜日は館内整理日のため休館いたします。

ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

 

令和7年度の館内整理日

5月20日、6月17日、7月15日、8月19日、9月16日、10月21日、11月18日、12月16日、1月20日、2月17日、3月17日

開催中の展示

現在開催中の展示はありません

開催予定の展示

「都留・平和のための戦後80年展」

令和7年(2025)は戦後80年の節目の年です。今回の企画展では、都留市内の戦争の資料や戦争の記憶を中心に展示し、当時の都留の様子を振り返ります。
また、日章旗の返還事業など、近年の戦争資料の取り扱いにおける県内の活動や、今もなお世界で起こる戦争に触れながら、戦後を生きる私たちがどのような視座や想像力を養っていくべきかを課題提起し、企画展を通じて今一度平和について考えたいと思います。

会  期:令和7年7月19日(土曜日)〜8月31日(日曜日) ※休館日:月曜日、祝日の翌日
入館料:無料

 

【関連イベント】

◆参加費:無料
◆申込:電話:0554-45-8008 / メール tsuhaku@city.tsuru.lg.jp
(つるラボイベントのみ別の申込方法となります)


みんなでへいわビンゴを考えよう!
NPO法人なかよし学園校長の中村さんと一緒にみんなでへいわにまつわるビンゴを考えませんか?
主催:一般社団法人都留まなびの未来づくり推進機構
日時:令和7年7月21日(月・祝)10:00〜12:00
会場:ミュージアム都留第二展示室、研修室
定員:10名
対象:小学校1〜6年生
申込:つるラボ公式LINE 「募集中のプログラム」からお申込みください
問合先:info@tsurulabo.jp


商家資料館おりがみ教室-平和の象徴・ハトを折ろう-
日時:令和7年8月2日(土曜日)10:00〜12:00
会場:都留市商家資料館(都留市上谷三丁目1番20号)
定員:10名


講演会 「戦後80周年」に考える―過去、現在、そして未来の戦争―
講師:伊香俊哉(都留文科大学名誉教授)
日時:令和7年8月9日(土曜日)13:30〜15:00
会場:ミュージアム都留研修室
定員:40名


ギャラリートーク(大月市郷土資料館との共同イベント)
講師:三浦春(当館学芸員)
日時:令和7年8月16日(土曜日)13:30〜
会場:ミュージアム都留第二展示室


夏の子ども向けイベント「出張プラネタリウム」
講師:星空工房アルリシャ
日時:令和7年8月3日(日曜日) 【全4回】11:00 / 13:30 / 14:30 / 15:30
持ち物:タオルなど敷物になるもの(必要であれば)

増田誠美術館(増田誠常設展示室)について

企画展の準備及び展示期間中、増田誠の常設展は行っておりません。

令和7年度の展示スケジュールについては下記をご覧ください。

増田誠年間スケジュール
増田誠写真

   増田誠画伯は、大正9年(1920年)5月24日に旧谷村町下谷に生まれ、谷村尋常小学校、旧制都留中学校(現・都留高校)を卒業しました。終戦後に北海道釧路市へ移り、看板業を営むかたわら一線美術会の上野山清貢先生に師事して画家を志しました。

   昭和32(1957)年に満37歳で単身渡仏すると、以降32年間、数々の賞を受賞するなど世界的に活躍されました。パリのさりげない日常生活や飾り気のない人物に目を向け、特に水の描写を得意としたことから「水のマスダ」とも称されました。油彩画のほかにも石版画・銅版画・特殊版画など、幅広い作品にその才能を発揮されています。画伯は平成元(1989)年に亡くなりましたが、その作品は今もなお世界中で愛されています。

その他

★ミュージアム都留では都留の古写真の収集をおこなっています。ご寄贈いただける方はミュージアム都留担当(電話0554-45-8008)までご連絡ください。

利用案内

開館時間

午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

休館日

毎週月曜日、祝日の翌日(注意:月曜日が祝日の場合は開館し翌日の火曜日は休館)、館内整理日(毎月第3火曜日)、年末年始(12月29日から1月3日)、特別整理期間(年1回1週間程度)

入館料

無料

・一部企画展・特別展を除く

アクセス

ミュージアム都留周辺地図

電車でお越しの方は、富士急行線「谷村町駅」徒歩2分。

車でお越しの方は中央道富士吉田線「都留I.C.」を出て左折、国道139号線に出て富士吉田方面へ。「谷村町駅入口、ミュージアム都留入口」看板を右折すぐ。無料駐車場10台有。

高速バスでお越しの方は「中央道都留」下車後、徒歩2キロメートル弱。

(注意)大型バスでお越しの際はミュージアム都留(0554-45-8008)までご一報ください

施設案内

施設地図

第一展示室画像

第一展示室

都留市の歴史を紹介する映像「城下町都留探訪」や電子紙芝居「芭蕉劇場」、アニメーションによる「郡内縞物語」があります。

また、八朔祭で使用される屋台とその屋台を彩る飾り幕や、平成8年に山梨県の有形文化財に指定された中谷遺跡出土の「耳飾りをつけた土偶」も観ることができます。

第二展示室

第二展示室では企画展・特別展を開催しています。

図書情報室

図書情報室では、都留市の郷土資料や関連図書のほか山梨県内や近隣の自治体史などを閲覧することができます。資料の複写は1枚10円、2週間の図書貸出も行っています。

その他のご案内

過去の企画展・特別展を振り返ります。

ミュージアム都留で行われる通年のイベント・講座情報です。

ミュージアム都留で販売を行っているグッズ・書籍・図録の紹介とご注文方法についての説明です。

ミュージアム都留の各種申請書がダウンロードできます。
ご不明な点は下記「掲載内容に関するお問い合わせ」までご連絡ください。

都留市博物館協議会の開催内容を掲載しています。

他博物館等の連携について(外部リンク紹介)

この記事に関するお問い合わせ先

ミュージアム都留

〒402-0053
山梨県都留市上谷一丁目5番1号
電話番号: 0554-45-8008
ファクス: 0554-45-8201

メールでのお問い合わせはこちら

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