都留市公共施設等総合管理計画

更新日:2024年06月27日

市役所庁舎、消防署、市立病院等、市が運営している公共施設の写真

 皆さんは「公共施設」というとどのような施設を思い浮かべるでしょうか?
 市が運営している公共施設には、多くの皆さんが思い浮かべる市役所庁舎や地域コミュニティセンターなどのいわゆる「ハコモノ」の他に、道路・橋梁、上下水道といった「インフラ」もあります。(計画の中では総称して「公共施設等」としています)
 高度経済成長期に集中的に建設された公共施設の老朽化が一斉に進み、公共施設の維持管理・更新費用の増大が大きな問題となっています。
 本市においても例外ではなく、平成26年度に策定した「都留市公共施設白書」(以下、「白書」)において、将来の更新費用の推計を行いました。(下図は平成26年度末のデータに差し替えています。)

将来の公共施設に係る更新費用の推計のグラフ

将来の公共施設に係る更新費用の推計

この推計結果などを受けて、本市における公共施設の課題を大きく以下の3つに整理しました。

  1. 公共施設等の老朽化と更新需要の増大
  2. 世代構成や社会情勢の変化によるニーズの変化
  3. 公共施設等に充当できる財源の限界

 これらの課題を克服するため、財政負担の平準化と公共施設等の最適配置を目指し、公共施設の総合的かつ計画的な管理の推進に資するための基本方針を定めるものとして、「都留市公共施設等総合管理計画」(以下、「本計画」)を策定しました。

計画の概要について

(1)計画期間

 本計画は、令和4年度から令和33年度までの30年間としますが、必要に応じて計画を見直すものとします。

(2)公共施設の管理に関する方針

 公共施設の最適配置と持続可能な財政運営との両立を図るため、各施設の「規模」「品質」「コスト」の観点から次に示す3つの方針を立てました。

  1. 既存施設の有効活用と施設規模の適正化
  2. 時代とともに変化するニーズへの対応
  3. 適切な管理運営によるコスト縮減

(3)公共施設の管理に関する方針とSDGsの関係

また、「都留市版私たちのまちにとってのSDGs導入のためのガイドライン」に基づき、「公共施設等の基本的な方針」とSDGsの関係を明らかにしました。

「公共施設の基本的な方針」とSDGsの関係


 その他、インフラの管理に関する方針、施設類型ごとの管理に関する方針などを記載しています。本計画の詳細につきましては、ページ上部のPDF版をご覧ください。

PDFファイルはこちら

公共施設等総合管理計画策定の前段として、平成26年度に「都留市公共施設白書」を策定しました。現状の施設情報を整理し、公共施設等総合管理計画の策定に向けた課題を整理しています。

この記事に関するお問い合わせ先

企画課企画担当

〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)241
ファクス: 0554-45-5005

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