認知症の方を支える取り組み

更新日:2023年05月11日

都留市では、認知症の方やそのご家族が地域で安心して暮らせるようなまちづくりに取り組んでいます。

認知症サポーター

家族が揃っている様子

認知症サポーターとは、認知症を正しく理解し、地域の認知症の方やご家族の見守りや支援をする応援者です。都留市では、認知症サポーターを養成するための講座を開催しています。

たとえ病気の自覚がなくても、認知症の方の多くは「自分に何か異変が起きている」と気づいており、「不安な気持ち」、「悔しい気持ち」、「申し訳ない気持ち」を抱えています。

認知症の人との接し方のポイント

  • できないことを責めるのではなく、できることをほめましょう。
  • なるべく前向きに、積極的になれるような声掛けをたくさんしましょう。
  • 笑顔で接し、お互いが気持ちよくなることを増やしましょう。
  • ささいなことでも家庭や社会での役割を担ってもらいましょう。
  • 失敗を避けるためにやらせないのではなく、失敗しないように手助けをしましょう。
  • 本人の希望や意思、ペース、長年の習慣などを尊重しましょう。

認知症サポーター養成講座では、このような内容を実際の事例を紹介しながらお話します。子どもから大人までどなたでもご参加ください。 

認知症サポート事業所

認知症サポート事業所のステッカー

山梨県では認知症の方とそのご家族への見守りや支援について取り組みを実施している事業所を「認知症サポート事業所」として登録しています。登録事業所にはステッカーが配布され、県ホームページに事業所が掲載されます。

認知症サポート事業所について
登録対象
  1. 事業所内に1名以上認知症サポーター養成講座等の受講者がいること
  2. 認知症の方とそのご家族への見守りや支援について、取り組みを実施していること
取組例 従業員研修の開催等、認知症に対する理解の促進、認知症の正しい理解に基づく認知症の方やご家族への優しい対応、市の認知症高齢者等のSOSネットワークの協力など

登録には事業所から県に対して申請を行う必要があります。

チームオレンジ

市では、高齢者の見守りなどを地域の活動につなげ、認知症になっても安心して暮らし続けられる地域づくりを目指す「チームオレンジ」を推進しています。

チームオレンジのイメージ

高齢者等SOSネットワーク

認知症等で徘徊の可能性のある高齢者の方が事前に登録し、その方が行方不明になった場合、速やかに必要な情報を協力機関に伝達し、多くの目で早期発見に取り組むことができます。

認知症高齢者等賠償責任保険について

認知症のある高齢者等が他人にケガを負わせたり、他人の財産を壊したり、法律上の損害賠償責任を負う場合に備えた保険事業です。

登録には、高齢者等SOSネットワークへのご登録が必要です。

GPS機器導入費補助金

市内在宅で生活し、認知症により徘徊のおそれのある方を介護する親族等に対し、位置情報探索機器の導入に要する初期費用を補助します。

GPS機器導入費補助金の概要

補助対象者

市内に居住し、認知症高齢者等を介護する親族等で、GPS機器の導入費用を負担した方

入院、入所している認知症高齢者等は除く

助成金 機器の購入またはレンタルに要する初期費用(上限1万円)
その他
  • 通話などの位置情報検索機能以外の機能を有する携帯電話、スマートフォン等は対象外です。
  • 補助金の交付申請には、領収証(原本)などの提出が必要です。場合によっては、その他に書類の提出をお願いすることがあります。
  • 申請には、都留市高齢者等SOSネットワーク事業への登録が必要です。
  • 詳しくはこちら(PDFファイル:626.9KB)をご覧ください。

申請書のダウンロードはこちら

認知症初期集中支援チーム

認知症の方とそのご家族を支援するために、専門家による認知症初期集中支援チームが設置されています。医療・介護の導入・調整や家族支援などを行い、自立生活のサポートを行っています。

認知症カフェ

認知症の方やご家族が気軽に集まり、お茶を飲みながら意見交換したり、息抜きができる場となっています。

この記事に関するお問い合わせ先

長寿介護課高齢者支援室(地域包括支援センター)高齢者福祉担当・包括支援担当

〒402-0051
山梨県都留市下谷2516-1(いきいきプラザ都留)
電話番号: 0554-46-5114(内線)130・131・135・136
ファクス:0554-46-5119

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