おいしく食品ロス削減

更新日:2022年11月07日

日本では年間約500トン以上の食品ロスが発生していて、その約半数が家庭から出ています。

「そんなことない」、「自分の家からは出ていない」と思う方も多いかと思いますが、意識してみると「おなかいっぱいで、食べきれなかった」、「つい買いすぎて賞味期限を過ぎてしまい捨ててしまった」など意外と食品ロスが発生しています。

食品、食材をおいしく食べきるように食品ロス削減メニューを紹介します。

学校給食での食品ロス削減メニュー

本市では、令和4年4月に都留市食品ロス削減推進計画を策定しました。

市民、事業者、行政それぞれが取組を進めていく必要がある中で「学校給食での食品ロス削減」に栄養教諭と一緒に取組みを進めています。

食品ロス削減メニュー第1弾

大塚にんじんのポタージュ

令和4年3月4日に大塚にんじんのポタージュを提供しました。

市川三郷町では長さ1メートルほどにもなる「大塚にんじん」が生産されています。

収穫時に折れてしまったり、規格外になってしまったりして商品価値のなくなった「ハネ出し」のものをピューレにしています。

そのピューレの中でも賞味期限間近となってしまったものを使ってポタージュをつくりました。

食品ロス削減メニュー第2弾

かぶのポトフ

令和4年4月13日にかぶのポトフを提供しました。

栄養がたくさんありつつも、ついつい捨てがちなかぶの葉っぱや皮を残したまま提供しました。

食品ロス削減メニュー第3弾

皮つきにんじん入りのハヤシライス

令和4年9月5日に皮つきにんじん入りのハヤシライスを提供しました。

皮付近には栄養があり、過剰除去防止にもつながります。

食品ロス削減メニュー第4弾

かぶとソーセージのポトフ

令和4年10月26日にかぶとソーセージのポトフを提供しました。

皮つきのかぶとかぶの葉も一緒に提供しました。

学校給食での食育

「栄養」や「命の大切さ」を学ぶ「食育」を進めている中で「食品ロス削減」についても学んでいます。

にんじんの皮が食べられることや皮の近くに栄養があることを知らない子たちがいたそうです。

味や栄養が劣化するわけではないので皮つきで提供することで食品ロス削減(過剰除去)や時間短縮につながります。

食品ロス削減運動のロゴマークである「ろすのん」を笑顔にしてあげようと伝えると「はーい!」という元気の良い返事がありました。

食材を使い切るように使用していること、みんなが給食を残さずに食べきれるように献立を工夫していることを伝えました。

ご家庭でもぜひ取り組んでみてください。

食品ロス削減について(都留市)

https://www.city.tsuru.yamanashi.jp/soshiki/chiikikankyou/kankyouseisaku_t/11235.html

食品ロス削減レシピ(消費者庁)

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/recipe/

給食での食育1
給食での食育2
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