ミュージアム都留

更新日:2023年11月16日

ミュージアム都留外観の写真

【予告】冬季企画展のお知らせ

森嶋展チラシ画像

谷村出身の町人で山梨の歴史研究には欠かせない『甲斐国志』都留郡の記事の編纂責任者を務めた森嶋其進の企画展を開催します。其進は商人の父を持ちながら、学問を究めることを志し、江戸の昌平坂学問所で学びました。実家の跡を継ぐために谷村に戻ってからは天明の飢饉の際には実家の倉から米を人々に配り人々を救済したことから「情けの島屋」と称されるなど地域のために尽力しました。

また、谷村に私塾「朋来園」を開くなど子弟の教育にも力を注ぎました。

本展では彼が残した『甲斐国志』編纂段階で作成した「甲斐国志草稿」や「村絵図」(それぞれ都留市指定文化財)や森嶋其進関連史跡を取り上げることで森嶋其進の人物像や功績をご紹介します。

 

開催期間:令和5年12月9日(土曜日)~令和6年2月25日(日曜日)

休館日 :毎週月曜日、祝日の翌日(祝日は開館)

観覧料 :一般300(210)円 高校・大学生200(140)円

※JAF会員、20名以上の団体は( )内の料金です。

※企画展開催期間中は小中学生とその保護者(一家族まで)と県立都留高等学校、県立都留興譲館高等学校、県立産業技術短期大学校、健康科学大学、都留文科大学の生徒・学生は無料となります。

企画展関連イベント

○朗読会

都留市出身の俳優 白須慶子氏による、都留市ゆかりの民話朗読会。

子供から大人まで楽しめる都留ゆかりの民話朗読会です。

講師:白須慶子氏(俳優/都留市出身)

日時:令和5年12月17日(日曜日)13:30~15:00(予定)

定員:25名(事前申込優先)

○講演会「『甲斐国志』の成立とその意義」

『甲斐国志』の成立過程や資料的価値、編纂者の人物像などについて解説します。

講師:中野賢治氏(山梨県立博物館学芸員)

日時:令和5年12月23日(土曜日)13:30~15:00

定員:30名程度(事前申込優先)

○史料読解講座「甲斐国志草稿を読む」

森嶋其進が『甲斐国志』を編纂する段階で作成した「甲斐国志草稿」(都留市指定文化財)を読解しながら都留の歴史を学びます。

日時:令和6年1月27日(土曜日)13:30~15:30

定員:20名(事前申込優先)

○まち歩きイベント「村絵図をみながら谷村を歩く」

「谷村城下町絵図」を参照しながら谷村の城下町を巡ります。

日時:令和6年2月10日(土曜日)9:30~12:00

定員:10名(事前申込制)

増田誠美術館(増田誠常設展示室)

   増田誠美術館は、郷土の画家・増田誠画伯(都留市名誉市民第一号)の作品を常設展示しています。暖かみのある風景や個性あふれる人物像など、増田誠作品の魅力を十分に味わっていただければ幸いです。

増田誠写真

   増田誠画伯は、大正9年(1920年)5月24日に旧谷村町下谷に生まれ、谷村尋常小学校、旧制都留中学校(現・都留高校)を卒業しました。終戦後に北海道釧路市へ移り、看板業を営むかたわら一線美術会の上野山清貢先生に師事して画家を志しました。

   昭和32(1957)年に満37歳で単身渡仏すると、以降32年間、数々の賞を受賞するなど世界的に活躍されました。パリのさりげない日常生活や飾り気のない人物に目を向け、特に水の描写を得意としたことから「水のマスダ」とも称されました。油彩画のほかにも石版画・銅版画・特殊版画など、幅広い作品にその才能を発揮されています。画伯は平成元(1989)年に亡くなりましたが、その作品は今もなお世界中で愛されています。

 

 常設展示

現在「王様とトランプ」と題して油彩画、石版画、特殊版画、オブジェなど22点を展示しております。

ぜひご来館ください。

 

令和5年9月30日(土曜日)~令和6年3月20日(水曜日)予定

次回休室のお知らせ

休室期間:未定

増田誠常設展示室は、数か月に一度展示入れ替えのため休室することがございます。

ご来館の際はご確認いただきますよう、お願い申し上げます。

 

注意事項

現在、来館について規制はございません。

体調管理にご注意いただいた上でご来館いただきたく存じます。

下記事項へのご協力をお願いいたします。

来館時の実施事項について

  • ソーシャルディスタンス、咳エチケット、入館時の手洗い・手指消毒

お知らせ

募集のご案内

明治から昭和の古写真さがしています。
都留市内の風景や風習を写した明治から昭和頃の写真を探しています。お心当たりのある方はミュージアム都留(0554-45-8008)までご連絡ください。

  • ご連絡前の現物(写真・アルバム)の郵送等はご遠慮いただきますようお願いします。

利用案内

開館時間

午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

休館日

毎週月曜日、祝日の翌日(注意:月曜日が祝日の場合は開館し翌日の火曜日は休館)、館内整理日(毎月第3火曜日)、年末年始(12月29日から1月3日)、特別整理期間(年1回1週間程度)

入館料

ミュージアム都留の入館料一覧
  特別展 企画展・常設展
一般 600円(420円) 300円(210円)
高校生・大学生 400円(280円) 200円(140円)
小学生・中学生 200円(140円) 100円(70円)
  • カッコ内は20名以上の団体、及びJAF会員割引適用料金です。
  • 障がい者(障害者基本法第2条規定)ご本人及びその介護をされる方1名まで入館無料です。受付で「障害者手帳」をご提示ください。その他減免制度については下記アドレスをご覧ください。https://www.city.tsuru.yamanashi.jp/soshiki/shougaigakushuu/museum_tsuru/1351.html

 

アクセス

ミュージアム都留アクセス

ミュージアム都留アクセス

電車でお越しの方は、富士急行線「谷村町駅」徒歩2分。

車でお越しの方は中央道富士吉田線「都留I.C.」を出て左折、国道139号線に出て富士吉田方面へ。「谷村町駅入口、ミュージアム都留入口」看板を右折すぐ。無料駐車場10台有。

高速バスでお越しの方は「中央道都留」下車後、徒歩2キロメートル弱。

各種案内

ミュージアム都留と都留市の歴史を紹介します。

ミュージアム都留館内を紹介します。

ミュージアム都留・増田誠美術館までのアクセスを紹介します。

ミュージアム都留で開催中の展示の内容紹介です。

過去の企画展・特別展を振り返ります。

ミュージアム都留で行われる通年のイベント・講座情報です。

都留市内を案内する「谷の町・史の里案内人」の概要と申し込みについての説明です。

ミュージアム都留で販売を行っているグッズ・書籍・図録の紹介とご注文方法についての説明です。

市内で撮影された写真を募集します。

ミュージアム都留に関連する施設・機関を紹介します。

ミュージアム都留の各種申請書がダウンロードできます。
ご不明な点は下記「掲載内容に関するお問い合わせ」までご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

ミュージアム都留

〒402-0053
山梨県都留市上谷一丁目5番1号
電話番号: 0554-45-8008
ファクス: 0554-45-8201

メールでのお問い合わせはこちら

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