ミュージアム都留

更新日:2024年06月18日

ミュージアム都留外観の写真

ミュージアム都留は平成11年(1999)4月に開館しました。かつて城下町として栄えた都留市の歴史めぐりができる博物館です。
館内では、江戸時代から続く八朔祭りで曳き出される屋台と、江戸の浮世絵師によってデザインされた飾り幕を常設展示しています。また、江戸時代に都留市でさかんであった郡内縞(ぐんないじま)をはじめとする絹織物のことや松尾芭蕉が谷村(都留市の中心地)に約半年間滞在して句を残したことなども映像などで分かりやすく解説しています。

令和6年4月1日よりミュージアム都留は入館料無料になりました。

入館料無料チラシ

 

都留市の歴史

 都留市は城下町として栄え、山梨県東部地域の政治・経済・文化の中心として発展してきました。とくに江戸時代には、藩主の秋元氏が治水事業や織物業をすすめ、都留市は郡内縞(ぐんないじま)をはじめとする絹織物がさかんな土地になりました。
 天和3年(1683)には、江戸の大火で庵を焼かれた松尾芭蕉が、国家老の高山伝右衛門(たかやまでんえもん)に招かれ、都留に滞在して句を残し、俳諧と関わりの深い土地にもなりました。
 毎年9月1日におこなう、江戸時代の伝統を受け継ぐ八朔祭りでは、大名行列や、日本を代表する浮世絵師である葛飾北斎(かつしかほくさい)や鳥文斎藤原栄之(ちょうぶんさいふじわらえいし)などによって下絵が描かれた豪華な飾幕の屋台が巡行するなど、すばらしい伝統と文化遺産が現代まで伝えられております。

さらに詳しい都留市の歴史はこちら( 都留市立図書館ホームページ「都留市の歴史」)をご覧ください。

ミュージアム都留の活動報告

ミュージアム都留の活動報告は下記のリンク先をご覧ください

お知らせ

11月19日(火曜日)は館内整理日のため終日休館となります。ご了承ください。

開催中のイベント

第69回文化祭 「詩画・絵画・写真展」

開催場所:ミュージアム都留エントランスホール・第二展示室

会期:11月1日(金曜日)から11月3日(日曜日) ※最終日は15:30まで

次回開催予定の展示

パッチワーク作品展

期間:2024年11月29日(金曜日)から12月1日(日曜日) 午前9:00から午後4時30分

※最終日は午後3時まで

会場:ミュージアム都留 エントランスホール

共催:都留市教育委員会

後援:財団法人日本手芸普及協会

※問合せ先:キルト「森の家」森屋愛子 電話:0554-45-1330

パッチワーク展

 

市制70周年記念 都留市障がい者文化展

期間:12月4日(水曜日)から12月20日(金曜日) 午前9時から午後4時まで

※最終日は午後3時まで

場所:ミュージアム都留 エントランスホール

※問合せ先 都留市福祉課 障がい者福祉担当 電話:0554-46-5112(内線113)

障がい者文化展2024

 

 

 

開催中の展示(当館の企画展)

現在は開催しておりません。

 

 

増田誠美術館(増田誠常設展示室)について

   増田誠美術館は、郷土の画家・増田誠画伯(都留市名誉市民第一号)の作品を常設展示しています。暖かみのある風景や個性あふれる人物像など、増田誠作品の魅力を十分に味わっていただければ幸いです。

現在は研修室にて都留の風景を展示しています。

R6 増田誠常設展示「都留を描く」

 

増田誠写真

   増田誠画伯は、大正9年(1920年)5月24日に旧谷村町下谷に生まれ、谷村尋常小学校、旧制都留中学校(現・都留高校)を卒業しました。終戦後に北海道釧路市へ移り、看板業を営むかたわら一線美術会の上野山清貢先生に師事して画家を志しました。

   昭和32(1957)年に満37歳で単身渡仏すると、以降32年間、数々の賞を受賞するなど世界的に活躍されました。パリのさりげない日常生活や飾り気のない人物に目を向け、特に水の描写を得意としたことから「水のマスダ」とも称されました。油彩画のほかにも石版画・銅版画・特殊版画など、幅広い作品にその才能を発揮されています。画伯は平成元(1989)年に亡くなりましたが、その作品は今もなお世界中で愛されています。

利用案内

開館時間

午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

休館日

毎週月曜日、祝日の翌日(注意:月曜日が祝日の場合は開館し翌日の火曜日は休館)、館内整理日(毎月第3火曜日)、年末年始(12月29日から1月3日)、特別整理期間(年1回1週間程度)

入館料

無料

・一部企画展・特別展を除く

アクセス

ミュージアム都留周辺地図

電車でお越しの方は、富士急行線「谷村町駅」徒歩2分。

車でお越しの方は中央道富士吉田線「都留I.C.」を出て左折、国道139号線に出て富士吉田方面へ。「谷村町駅入口、ミュージアム都留入口」看板を右折すぐ。無料駐車場10台有。

高速バスでお越しの方は「中央道都留」下車後、徒歩2キロメートル弱。

(注意)大型バスでお越しの際はミュージアム都留(0554-45-8008)までご一報ください

施設案内

施設地図

第一展示室画像

第一展示室

都留市の歴史を紹介する映像「城下町都留探訪」や電子紙芝居「芭蕉劇場」、アニメーションによる「郡内縞物語」があります。

また、八朔祭で使用される屋台とその屋台を彩る飾り幕や、平成8年に山梨県の有形文化財に指定された中谷遺跡出土の「耳飾りをつけた土偶」も観ることができます。

第二展示室

第二展示室では企画展・特別展を開催しています。

図書情報室

図書情報室では、都留市の郷土資料や関連図書のほか山梨県内や近隣の自治体史などを閲覧することができます。資料の複写は1枚10円、2週間の図書貸出も行っています。

その他のご案内

過去の企画展・特別展を振り返ります。

ミュージアム都留で行われる通年のイベント・講座情報です。

ミュージアム都留で販売を行っているグッズ・書籍・図録の紹介とご注文方法についての説明です。

ミュージアム都留の各種申請書がダウンロードできます。
ご不明な点は下記「掲載内容に関するお問い合わせ」までご連絡ください。

都留市博物館協議会の開催内容を掲載しています。

この記事に関するお問い合わせ先

ミュージアム都留

〒402-0053
山梨県都留市上谷一丁目5番1号
電話番号: 0554-45-8008
ファクス: 0554-45-8201

メールでのお問い合わせはこちら

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