院長あいさつ

都留市立病院は、昭和55年開設の「都留診療所」を前身に、地域に親しまれる身近な総合病院として、急性期医療を中心に発展してまいりました。
時代の変遷とともに、人口減少や少子高齢化か進展し、医療を取り巻く環境が変化してきたことから、現在では、急性期から回復期、そして在宅医療まで提供できる病院を目指して体制を整備してきました。
一方、新型コロナウイルス感染症が確認されてからの3年間は、発熱外来での検査やワクチン接種、更には、重点医療機関として陽性者の受け入れを行うなど、地域の医療を守るため様々な対応を行ってまいりました。 なお、新型コロナウイルス感染症の法的位置づけは「2類相当」から、季節性インフルエンザと同じ「5類」感染症に引き下げられることが決定しておりますが、ウイルス自体は変わらず、決して収束した訳ではありませんので、引き続き感染対策を講じながら病院運営を行ってまいります。
また、本年4月1日から、眼科を除き、土曜日の外来診療を休診とさせていただきました。これは、国が進める「働き方改革」に伴う医療従事者の働き方見直しの一環であり、職員が働きやすい職場環境を整備することで、患者さまにより安全で安心な医療を提供していけるよう、取り組むものであります。 地域の皆さまには、大変ご不便をおかけすることとなりますが、診療機能のより一層の充実に努め、信頼される病院づくりを目指してまいりますので、何卒ご理解をお願い申し上げます。
当院といたしましては、医療政策の動向を十分に踏まえながら、これまで進めてきたリハビリテーション体制の充実や在宅医療の推進など、超高齢社会に対応し得る病院への機能転換を図り、スタッフ一人ひとりが専門性を高めて仕事と職場に誇りが持てるよう、日々研鑽を重ねてまいる所存であります。
これからも、親しみのある自治体病院として良質な医療提供に努めてまいりますので、皆さまのご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
令和5年4月
都留市立病院
病院長 関戸 弘通
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〒402-0056
山梨県都留市つる五丁目1番55号
電話番号: 0554-45-1811
ファクス: 0554-45-2467
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更新日:2023年04月10日