通電火災について

更新日:2024年04月01日

「通電火災」って何ですか?

通電火災とは・・

通電火災とは、地震による停電の後、電気が復旧した時に起こる火災のことです。

大地震が発生すると、送電線の断絶などが原因で停電が発生することがあります。その後、数時間から数日後に電気の供給が回復しますが、倒れた電化製品(ヒーター、電気を使用する暖房器具など)や破損した電気配線に通電した時に火災が発生します。また、ガスが漏れているところで通電し、発火する場合もあります。これらを「通電火災」と言います。

阪神・淡路大震災では、原因が特定された建物火災の約6割が通電火災によるものでした。通電火災は家屋の全壊や半壊で住民が避難し、誰もいなくなったところで電気が復旧して起こります。

 

通電火災の予防と対策

予防

・ヒーターなど電気を使用する暖房器具のそばに燃えるものを絶対に置かない。

・使わない電気器具のコンセントは抜いておく習慣を身につける。

・分電盤(ブレーカー)の位置を憶えておく。

対策

・使用中の電気器具のスイッチを切り、コンセントを抜いておく。

・石油ストーブの火が消えているか確認する。

・避難するときは分電盤(ブレーカー)を必ず確認する。

・電気器具を再使用する前に、配線器具やガス漏れの安全確認をする。

リーフレット

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