適正受診・適正服薬にご協力ください
休日や夜間の受診を見直しましょう
休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。休日や夜間に受診しようとする際は、平日の時間内に受診することができないのか、もう一度考えてみましょう。
小児救急電話相談(山梨県内の場合)
休日や夜間にお子さんの急病で心配になったら、まずは「小児救急電話相談」の利用を考えましょう。小児科の医師や看護師から適切な対処法などのアドバイスが受けられます。
電話番号
#8000 (携帯電話または短縮ダイヤルからかける場合)
055-226-3369 (ダイヤル回線からかける場合)
受付時間
平日 午後7時から翌朝7時まで
土曜日 午後3時から翌朝7時まで
日曜日・祝日 午前9時から翌朝7時まで
「かかりつけ医」や「かかりつけ薬局(薬剤師)」を持ちましょう
普段の健康状態や服薬歴を把握してくれる「かかりつけ医」や「かかりつけ薬局(薬剤師)」を持ち、気になることがあったら、まずは相談しましょう。
重複受診・重複投薬は控えましょう
同じ病気で複数の医療機関を受診することは控えましょう。医療費を増やしてしまうだけでなく、重複する検査や投薬により、かえって体に悪影響を与えてしまうなどの心配もあります。現在受けている治療に不安などがあるときは、そのことを医師へ伝えて話し合ってみましょう。
薬は用量・用法を守って服用しましょう。薬が余っているときや、同じ薬が複数の医療機関から出されているときは、医師や薬剤師へ相談しましょう。
「ポリファーマシー」を解消しましょう
多くの薬を服用しているために副作用を起こしたり、誤った服用をしたりする状態を「ポリファーマシー」といいます。
特に、高齢になると複数の病気を持つ方が増えてきます。病気の数が増えると受診する医療機関も複数になり、服用する薬の量も増える原因となります。
ただし、薬が多いからといって勝手に薬をやめたり減らしたりするのはよくありません。必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
また、病院や薬局では「お薬手帳」を提示し、薬の重複や飲み合わせを確認してもらいましょう。お薬手帳は、医療機関や薬局ごとに分けずに必ず一冊にまとめましょう。
ジェネリック医薬品を使用しましょう
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)と同等の効能効果を持つ医薬品で、新薬よりも低価格となっています。ジェネリック医薬品の使用は国保財政の改善にもつながります。医師や薬剤師に相談し、ジェネリック医薬品の使用を検討してみましょう。
整骨院や接骨院(柔道整復師)は適正に受診しましょう
整骨院や接骨院で受ける柔道整復師の施術には、健康保険が適用される場合と適用されない場合があります。適正な受診にご協力をお願いいたします。
健康保険が使える場合
- 急性または亜急性の外傷性の骨折・脱臼・打撲および捻挫(肉離れを含む)
- 骨・筋肉・関節のケガや痛みで、その負傷原因がはっきりしているもの
(注意)骨折および脱臼については、応急手当をする場合を除き、あらかじめ医師の同意を得ることが必要です。
健康保険が使えない場合
- 単なる(疲労性・慢性的な要因からくる)肩こりや筋肉疲労
- 脳疾患後遺症などの慢性病や症状の改善のみられない長期の施術
- 病院で同じ負傷等について治療中のもの
- 労災保険が適用となる仕事・通勤途中の負傷
施術を受けるときの注意点
- 負傷原因(いつ・どこで・何をして、どんな症状があるのか)を正確に伝えましょう。
- 療養費支給申請書の内容(負傷原因、負傷名、日数、金額)をよく確認して、署名または捺印をしましょう。
- 領収書を必ずもらいましょう。医療費通知に記載された金額や日数を確認しましょう。
- 施術が長期にわたる場合、内科的要因も考えられますので、医師の診断を受けましょう。
長期間施術を受けている方などに対し、文書や電話で治療内容についてお尋ねする場合がありますので、ご協力をお願いいたします。
セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHOの定義)です。
セルフメディケーションの推進は、自発的な健康管理や疾病予防の取組みを促進し、また医療費の適正化にもつながります。
セルフメディケーション税制の概要
健康の保持増進および疾病予防への取組みとして「一定の取組み」を行っている方が、自己または自己と生計を一にする配偶者その他の親族のために、「特定一般用医薬品」等購入費を支払った場合には、一定の金額の所得控除(医療費控除の特例)を受けることができます。
「一定の取組み」とは
確定申告をする方が、次のいずれかの「一定の取組み」を行っていることが要件となります。
- 特定健康診査(いわゆるメタボ健診)
- 予防接種(インフルエンザや定期接種)
- 勤務先で実施する定期健康診断
- 保険者が実施する健康診査
- 市町村が実施するがん検診
「特定一般用医薬品」とは
「特定一般用医薬品」とは、医師によって処方される医薬品からOTC医薬品へ転用された医薬品(スイッチOTC医薬品)です。OTC医薬品とは、医師の処方せん無しにドラッグストアなどで購入できる医薬品をいいます。
この税制の対象となるのは、特定のOTC医薬品であり、ドラッグストアなどで購入できる医薬品のすべてが対象となっているわけではありません。
具体的な対象医薬品については、厚生労働省のホームページに掲載されています。また、一部の対象医薬品については、医薬品のパッケージに対象である旨を示す識別マークが掲載されています。
セルフメディケーション税制の適用を受けるための手続き
次の書類が必要です。
- 「特定一般用医薬品」を購入した際の領収書に基づく明細書
- 「一定の取組み」を行ったことを証明する書類(健診の結果通知表や領収書など)
一定の取組みを行ったことを証明する書類については、令和3年分以後の確定申告書を令和4年1月1日以後に提出する場合、確定申告書への添付は不要です。ただし、税務署から提出を求められる場合がありますので、申告期限から5年間は保管が必要です。
詳細については、厚生労働省や国税庁のホームページをご確認ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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市民課保険年金担当
〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)116~118
ファクス: 0554-20-3622
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更新日:2021年10月26日