登山には危険はつきものです。近年、登山家の増加に伴い、遭難事故も増加しています。登山計画をしっかり立て、マナーを守って行動しましょう。

 登りたい山をよく調べ、自分の経験・技術・体力に応じた山やコースを選び、無理のない日程を組みましょう。

 登山計画書は早めに（10日前までに）所属山岳会、学校、勤務先及び警察に提出しましょう。

 装備品については不備のないよう事前に点検し、使用方法を熟知しましょう。

 不測の事態に備えて山岳保険に加入しましょう。

 登山経験が豊富で統率力のある人をリーダーに選び、行動しましょう。

 持ち込んだゴミは必ず持ち帰り、自然を大切にしましょう。

 平素から十分なトレーニングを行うとともに、事前に健康診断を受け、万全の体調を整えましょう。

 高山植物等の採取は禁止されています。写真で撮る以外、採取しないようにしましょう。

 登山における行動は「早立ち・早着き」が原則です。また、単独登山は危険なのでパーティーを組んで登山するよう心がけましょう。(注意)熊にも注意！！

 不測の事態に備えて、救急法・運搬等の技術や知識を身に付けておきましょう。

 気象状況をたえず把握し、気象の変化に応じた行動をとりましょう。

1.道迷い

登り口・分岐点には要注意！複数人で登山する場合は、分岐点で後続を待ちましょう。

2.転倒・転落・滑落

危険な場所ほどゆっくり歩きましょう。ロープなどの安全補助具を活用しましょう。

3.危険な野生生物

熊・スズメバチ・漆類には注意しましょう。

4.体調（脱水症・低体温症）

事前のトレーニングと水分補給は忘れずに行いましょう。

5.凍傷

冬季には要注意！装備品の確実な携行を心掛けましょう。

6.落石・火山ガス・火山噴火・落雷・鉄砲水・雪崩・崩落

常に不測の事態を想定して行動しましょう。