都留の歴史散策

更新日:2019年03月24日

 都留にはお寺、神社がたくさんあります。

桂林寺

 臨済宗富春山桂林寺といい、郡内領主だった小山田富春が開基となりました。
 小山田氏の菩提寺で、本堂脇にはその墓所が現存します。四月には境内にある都留市指定天然記念物の彼岸桜が、樹齢数百年の老木に可憐な花を咲かせます。そして初夏には本堂裏の池で睡蓮の群生を見ることができます。

桂林寺本堂の写真

桂林寺本堂

桂林寺の睡蓮の写真

桂林寺の睡蓮

西願寺

西願寺のしだれ桜の写真

西願寺のしだれ桜

 浄土真宗大谷派水上山西願寺といいます。古くは四日市場の瀬中にありましたが、菅野川の水害のため現在地に移りました。境内にあるしだれ桜が毎年春の訪れを告げています。

長生寺

 曹洞宗大儀山長生寺といい、歴代谷村城主の小山田氏、鳥居氏、秋元氏の菩提寺として厚遇されました。末寺が二十九寺もある郡内地方の名刹です。
 また、都留七福神の弁財尊天が祭られており、甲州八十八霊場第八番、甲斐百八霊場第二十五番にもなっています。

長生寺山門の写真

長生寺山門

小山田出羽守信有の画像

小山田出羽守信有画像【県有形文化財】

大儀山長生寺の開基であり、武田信虎(武田信玄公の父)らと戦国時代に活躍した。

円通院

円通院の写真

円通院

 曹洞宗大慈山円通院といい、秋元泰朝が谷村城主として転封した寛永10年ころ、谷村城下町作りに着手に伴い、竹の鼻(都留市駅前付近)から現在地に移りました。
 境内には市有形文化財の梵鐘(高山甚五兵衛長繁が寄進したもの)、秋元家家臣の墓、芭蕉の句碑があります。
 また、山門の前の池には、秋元氏が行った治水灌漑事業によって造られた五つの石橋の一つが保存されてます。

大宰府天神社

 祭神は菅原道真公で、現在の社殿は明治元年に再建されました。
 彫刻が大変素晴らしく、江戸末期、伊豆の彫刻師『小沢半兵衛』とその息子『福田藤衛門(俊秀)』が、長期間彫刻したものです。

大宰府天神社の写真

大宰府天神社

大宰府天神社の彫刻の写真

大宰府天神社の彫刻

駒橋発電所落合水路橋【国登録文化財】

 東京電燈駒橋発電所へ発電用水を送るために建設されたもので、3つの連続するアーチが川床を支え、東側に4つのアーチが続く煉瓦造りの優美な水路橋です。
 現在も当時の美しい姿をとどめています。

駒橋発電所落合水路橋の写真

駒橋発電所落合水路橋【国登録文化財】

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〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
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