つる観光戦略~富士の麓の小さな城下町~

更新日:2023年04月03日

つる観光戦略について(令和5年3月改定)

平成25年(2013年)に富士山が世界文化遺産に登録されて以降、富士山・富士五湖エリアには、年間を通じて国内外から多くの観光客が訪れます。
都留市は、東京圏から富士山・富士五湖エリアへの通り道にある、歴史・文化と自然に恵まれた小さな城下町。
伝統ある「ふるさと時代祭り」や江戸時代を再現した「お茶壺道中行列」、「産業まつり」などのイベントに加え、集客と交流人口の増加による地域経済の活性化に主眼におき、令和元年に都留市ならではの特色を活かした「富士の麓の小さな城下町 つる観光戦略」を策定しました。

戦略策定から約3年半が経過し、コロナ禍等想定していなかった影響も受けましたが、これまでの取組み内容の評価したうえで、本市の観光を取り巻く社会情勢の変化を踏まえ改定を行いました。

 

つる観光戦略

 

つる観光戦略の概要

改定の目的

令和元年に策定したつる観光戦略のテーマ「富士の麓の小さな城下町」を引継ぎ、策定からの約3年間の取組みについての評価を実施し、社会情勢や様式の変化を踏まえたうえで、令和8年度までを対象期間とした新たな目標と目標達成のための4つの戦略を掲げました。

改定した戦略では、「地域住民」と本市を訪れる観光客が、都留市の豊かな自然と城下町という歴史的文化・産業など「街の本質」を活かした体験型アクティビティを通じて、長期間滞在する「わくわくするような居場所のあるまち」を目指します。

4つの基本戦略

  • シビックプライド醸成戦略
  • 滞在型ツーリズム戦略
  • インバウンド戦略
  • 観光資源活用戦略

施策について

シビックプライド醸成戦略

本市独自の強みで、本戦略のテーマにおく「富士の麓の城下町」としての「城下町つる」に市民から興味関心・愛着をもってもらい、外部へ自発的な発信を促すことを目的とします。

  • 「つるのルーツ」Webサイトや動画の作成
  • 城下町ARスポットの構築
  • 上記と連動した独自のポイントプログラム策定

滞在型ツーリズム戦略

体験や体感を介した本市ならではの滞在型ツーリズムの構築を図ることを目的とします。

  • 体験・体感アクティビティの発掘
  • 観光事業者の横連携による滞在型ツーリズムの企画・実施
  • インターネットを活用した情報発信

インバウンド戦略

城下町や寺社仏閣など「城下町つる」ならではの体感アクティビティの強化や、インバウンド観光関連団体等との連携、情報発信の強化により、外国人観光客の誘客を図ることを目的とします。

  • 観光ガイドの多言語対応
  • 観光関連団体等との広域連携
  • 都留文科大学学生との連携

観光資源活用戦略

上記の3戦略に基づき、本市の特徴である歴史や自然等を活かした滞在型観光を推進する事業者に対する支援を行い、観光事業活性化を図ります。

(支援対象の取組み一例)

  • 城下町風の街並みづくりの推進
  • フットパスを活用した観光ルートの再整備
  • 体験農園や観光農園の整備
  • 河川を活用したレジャー・アクティビティの開発
  • 滞在型観光プログラムの開発
  • 観光につながるコンテスト・イベントの開催
  • 特産品の開発支援

観光戦略推進に向けた補助金があります

改定前のつる観光戦略

この記事に関するお問い合わせ先

産業課商工観光担当

〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)212~214
ファクス: 0554-43-5049

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