お城山ルネサンス事業
お城山の整備をします!
歴史ある大切な文化遺産~お城山~
都留市役所を抱くように位置する「お城山」で、子どものころ遊んだ懐かしい日々。
かつて、お城山には、戦国時代の郡内領主 小山田氏によって築城されたとされる「勝山城」がありました。
江戸時代には、お茶壺道中で宇治から運ばれた将軍家御用の茶壺を、勝山城の茶蔵で夏の間、保管したと伝えられています。
勝山城は、1704年、当時の谷村藩主であった秋元氏が川越に転封になった際に廃城となりましたが、今もなお、都留市の歴史を語るにはなくてはならない「心のふるさと」です。
かつての「お城山」の姿をめざして
お城山の現状

埋もれた旧登城道

風景を遮る笹薮

竹藪化した内堀

崩れた山肌
めざすお城山の姿~森林の整備と文化財の保護~
長い年月が経過するなかで、お城山の山林の荒廃が進み、お城山全体の歴史的景観が失われつつあります。
しかし、むやみな伐採を行うことは、山へのダメージが大きく、文化財にも影響を与えかねないため、バランスを取りながらの森林施業を行う必要があります。
実施する施業
- 雑木等の下刈り
- 侵入竹や笹薮の除伐
古道と内堀の復元
お城山の現在の登山道の一部は、勝山城の登城道として使われていた道ではないと推測されています。
江戸時代には、本丸(山頂)の西側に城へ向かう道があったとされますが、その道は今、藪に埋もれわからなくなってしまっています。
そこで、「森の学校」(森林環境譲与税を活用した林業の担い手育成事業)の活動により、古道を復元します。
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産業課農林振興担当
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山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)217〜219
ファクス: 0554-43-5049
更新日:2021年03月29日