百日せきにご注意ください

更新日:2025年07月16日

百日せきについて

感染経路と症状

百日せきは百日咳菌の感染によって起こる、特有の激しい咳発作を特徴とする急性の気道感染症です。

名前のとおり激しい咳をともなう病気で、免疫が十分でない乳児期早期から罹患する可能性があります。

一歳以下の乳児、とくに生後6か月以下の子どもでは重症化する恐れがあり、肺炎、脳症を合併し、まれに死に至ることもあります。

主に気道の分泌物によってうつり、咳のために乳幼児では呼吸ができなくなるために全身が青紫色になってしまうこと(チアノーゼ)やけいれんを起こすことがあります。

全国における発生状況は、令和7年(2025年)は、全国・山梨県とも前年の報告を上回っています。

予防方法と対策

予防接種

定期予防接種対象者

百日咳の予防には、5種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)等の接種が有効です。

定期予防接種対象年齢で未接種のお子さんがいる保護者の方は、接種前に効果や副反応などをよく理解した上で、できるだけ早めの接種をご検討ください。(定期予防接種は無料で接種できます)

【5種混合ワクチンの子どもの定期予防接種】

接種期間:生後2か月~90か月(7歳6ヶ月)に至るまで

接種回数:合計4回

ワクチンについては下記厚生労働省ホームページをご覧ください。

対策

手洗い・うがい

日頃から手洗い・うがいを励行しましょう。手洗い・うがいはその他の感染症や食中毒の予防にもなります。

せきエチケット

せき・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。

鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

せきをしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

人ごみへの外出を控える

人ごみへの外出は控える

なるべく人ごみへ出かけないようにし、出かける場合にはマスクを着用しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

健康子育て課健康づくり担当

〒402-0051
山梨県都留市下谷2516-1(いきいきプラザ都留)
電話番号:0554-46-5113(内線)123・124・125
ファクス:0554-46-5119

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