光化学スモッグ
山梨県では、オキシダントの測定を県内10地点において実施しています。
吉田・都留地域(吉田測定局、都留測定局)
大月・上野原地域(大月測定局、上野原測定局)
山梨県の大気汚染情報を提供しています。
光化学スモッグについて
自動車の排出ガスや工場のばい煙には、窒素酸化物や炭化水素が含まれています。これらの物質は、大気中で太陽の強い紫外線を受け、光化学反応と呼ばれる現象を起こします。その時できた「光化学オキシダント」などが、特殊な気象現象になったとき、白いモヤがかかったような状態になります。
この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいます
身体への影響
光化学オキシダントの影響を受けやすいのは、外気に直接触れる目や呼吸器です。
マスクなどでは予防できないので、光化学スモッグ注意報が発令されたら、外気に触れないよう屋内で過ごしましょう。
身体に現れる主な症状は下記のものがあげられます。
- 目の痛み
- 咳
- 悪心
まれに重症化すると、下記の症状が現れることがあります。
- 呼吸困難
- 手足のしびれ
- めまい
- 頭痛
- 発熱
- 嘔吐
- 意識障害
身体影響には個人差が大きいので、周囲の人たちが何ともなくても自分だけ症状が表れる可能性もあります。
乳幼児、子ども、病弱な人、特にアレルギー性疾患がある人は一層の注意が必要です。
光化学スモッグ注意報等発令基準
- 光化学スモッグ予報 光化学オキシダント濃度が注意報基準値に近く、気象条件からみて、その状態が更に悪化すると予想される場合
- 光化学スモッグ注意報 光化学オキシダント濃度が、0.12ppm以上になり、気象条件からみて、その状態が継続すると認められるとき
- 光化学スモッグ警報 光化学オキシダント濃度が、0.24ppm以上になり、気象条件からみて、その状態が継続すると認められるとき
- 光化学スモッグ重大警報 光化学オキシダント濃度が、0.4ppm以上になり、気象条件からみて、その状態が継続すると認められるとき
注意報、警報、重大警報の際には、市民の皆様へ注意を促すため市の防災行政無線にて周知をいたします。
注意予報発令時の場合
- なるべく屋外に出ないようにする。
- 屋外運動はさし控えるようにする。
- 光化学スモッグにより目やのどに刺激を感ずるなどの被害を受けた時は、山梨県富士・東部林務環境部事務所 環境課に連絡してください。
山梨県富士・東部林務環境事務所 環境課
電話番号 0554-45-7811
- この記事に関するお問い合わせ先
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地域環境課環境政策室
〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)171・172・173・176
ファクス:0554-43-5049
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更新日:2019年06月17日