きれいな川を取り戻そう!

更新日:2019年03月01日

都留市の大切な自然環境を守り、豊かな生活環境を将来に引継ぎましょう。

 私たちは、毎日の生活の中でたくさんの水を使用し、生活排水を排出しています。
 そして、その生活排水は、下水道や浄化槽などを通じて川や湖沼そして海へと流れていきます。
 しかし、汚水のままの状態で川や湖に放流されると、水の汚濁が進み、魚が住めなくなり、やがて美しく豊かな自然が破壊されてしまいます。貴重な水を汚す大きな原因は生活排水です。
 大切な自然環境を守り、生活環境を保全するためにも、汚水を流さないよう皆さんで心がけ、きれいな川をとりもどすようご協力をお願いします。

私たちの生活から、毎日どのくらいの有機物が出ているの?

 私たちの日常生活から出る有機物は、一人1日あたり43グラムといわれています。そのうち70%は生活雑排水(台所、ふろ、洗濯など)です。

キッチンからはどれくらいの有機物が出ているの?

 生活排水の中で、台所の排水は全体の40%を占めており、主に油が汚濁の原因となっています。
 なにげなくシンクに流しているものが、大切な川をこんなに汚しているのです。
 魚が棲めるような水質は、一般的にBOD値が1リットルあたり5ミリグラム以下といわれていますので、魚が棲める水質を取り戻すためには有機物を薄めるためにたくさんの水が必要になります。

台所の排水による汚れ(BOD)の程度とそこにコイやフナがすめるようになるための水量を表したイメージ図

川を汚さないために、今日からできること

  • 調理くずや食べ残しは、水切り袋や三角コーナーを利用して細かいごみをキャッチし、川に流さないように気をつけましょう。
  • 食事や飲み物は必要な分だけ作り、食べ残しを出さないようにしましょう。
  • 食器などについて油汚れは、紙などで拭いてから洗うようにしましょう。
  • 残った油は、継ぎ足して使用したり、凝固剤で固めて可燃ごみに出すようにしましょう。
  • 米のとぎ汁は、流さないで庭木や畑にまくなどしましょう。
  • お風呂の残り湯は、洗濯や掃除に再利用するように努めましょう。
  • 浄化槽を設置している家庭では、浄化槽の保守点検、清掃、法定検査を実施し、適切に管理しましょう。

関連情報はこちら

 市では、毎年市内の主要河川を対象に水質検査を行っています。

この記事に関するお問い合わせ先

地域環境課環境政策室

〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)171・172・173
ファクス:0554-43-5049

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