防災・減災対策委員会
対策委員会は地域の重点項目となる分野に対して、取組みを実施・展開する組織です。
設置の経緯(本市の事故やけがの状況)
- 震度5弱から6強の大規模地震が想定され、市民の命が危険に晒される可能性が高い。
- 日本中で土砂災害が頻発しているが、本市は山間部が多く、土砂災害の危険性が特に高い。
- 市民の多くが「自然災害」に不安を感じているが、取組みを行っている市民は少ない。
委員の構成(24名)
所 属 | 委員数 |
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都留青年会議所 | 2 |
都留市社会福祉協議会 | 1 |
都留市災害ボランティアセンター運営検討委員会 | 1 |
防災士 | 3 |
つる防災ネットワーク(市民団体) | 3 |
つみかごの会(市民団体) | 1 |
清泉女学院大学看護学部 | 1 |
健康科学大学(学生) | 4 |
一般市民(公募) | 1 |
都留市役所職員 | 7 |
対策委員会で取り組む重点課題
問題点 | 重点課題 |
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自宅や事務所等での家具・家電等転倒・落下防止対策 |
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多様な方法による災害情報の伝達強化 |
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自主防災組織の整備・充実 |
災害後や避難後に死亡する(災害関連死)が多い。 | 災害後、避難後の健康を守る |
対策委員会の取り組み
1.家具や家電等の固定方法・器具の啓発
家具や家電等の転倒・落下防止対策の必要性を知ってもらうことにより、災害時の死傷者を減らす取り組みです。
対象の重点課題 | 自宅や事業所等での家具・家電等転倒・落下防止対策 |
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取り組み内容 |
(1)家具・家電の固定方法・器具紹介のチラシ・番組の作成 (2)イベント・防災訓練・地域や事業所訪問による啓発活動の展開 |
実施主体 | 対策委員会・市 |
対象 | 市民・自主防災組織・市内事業所 |
2.「防災つるメール」の啓発・登録指導
「防災つるメール」の登録者数の増加により、多くの方に、迅速・的確に情報を伝える取り組みです。
対象の重点課題 | 多様な方法による災害情報の伝達強化 |
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取り組み内容 |
(1)「防災つるメール」の登録方法のチラシ・番組の作成 (2)イベント・防災訓練・地域での啓発活動や登録指導の展開 |
実施主体 | 対策委員会・市 |
対象 | 高校生以上の市民 |
3.自主防災組織の啓発、人材育成、地区防災計画の策定支援
地域住民の自助・共助意識の醸成を図るとともに、自主防災組織の体制を更に強化する取り組みです。
対象の重点課題 | 自主防災組織の整備・充実 |
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取り組みの内容 |
(1)自助・共助や地域防災組織の重要性に関する周知活動の実施 (2)地域防災の中核を担う人材の発掘や育成 (3)地区防災計画作成のワーキンググループへの支援 |
実施主体 | 対策委員会・市・市民活動団体 |
対象 | 市民・自主防災組織 |
4.女性防災研修会の実施・啓発用ハンドブックの作成
女性の防災意識の向上、防災活動への参加・参画により、災害時の多様なニーズに対応できる強い自主防災組織を確立する取り組みです。
対象の重点課題 | 自主防災組織の整備・充実 |
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取り組みの内容 |
(1)女性の防災活動参加の必要性を伝える女性防災研修会の開催 (女性の防災活動の事例紹介や意見交換等) (2)啓発用ハンドブックを作成、自主防災組織への配布 |
実施主体 | 対策委員会・市・市民活動団体(つる防災ネットワーク) |
対象 | 女性・女性市民活動団体・子育てサークルなど |
5.災害関連の健康リスク軽減のための講習会等の開催
災害後、避難後の災害関連の健康リスクを軽減させる取り組みです。
対象の重点課題 | 災害後、避難後の健康を守る |
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取り組みの内容 |
災害後、避難後の災害関連の健康リスク軽減のための講習会等の開催 (健康科学大学生等が講師となり、応急手当やリスク予防の啓発、実技指導) |
実施主体 | 対策委員会 |
対象 | 自主防災会、市民活動団体など |
対策委員会のこれまでの活動
2019年
- 応急手当・災害関連死予防講習会を開地地区にて開催【取り組み5関係】
- 応急手当・災害関連死予防講習会を三吉地区にて開催【取り組み5関係】
- 講習会会場にて防災無線の聞こえ方アンケート調査を実施【取り組み2関係】
- 女性を対象とした防災研修会を大幡地区にて開催【取り組み4関係】
2020年
- 「防災つるメール」啓発動画を作成し、9月にCATVにて放送【取り組み2関係】
- 避難所等での感染症リスク軽減のための手洗い動画の作成【取り組み5関係】
対策委員会からのお知らせ
その1
防災減災対策委員会では、次のような内容についてPRさせていただける場を探しています。ぜひ、あなたの地域やグループでお話しをさせてください。お声かけは、事務局(都留市役所 総務課 危機管理担当)までお願いします。
- 地震と家具・家電等の転倒・落下防止
- 「防災つるメール」の登録メリットや登録方法
- 自助・共助や自主防災組織の重要性
- 女性の防災活動への参加の必要性、始め方
- 災害後、避難後の災害関連の健康リスク軽減
その2
防災減災対策委員会では、防災無線から流れる情報をメールにて自動通知する「防災つるメール」を多くの市民に知っていただくため、動画を作成しました。動画では、メールの登録の方法も紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
- この記事に関するお問い合わせ先
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地域環境課地域振興担当
〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)174・175
ファクス:0554-43-5049
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更新日:2021年01月07日