防犯対策委員会

更新日:2025年08月26日

対策委員会は地域の重点項目となる分野に対して、取組みを実施・展開する組織です。

設置の経緯

  • 人口10万人あたりの犯罪認知件数は、全国や山梨県と比べて少ないが、「侵入盗」の認知件数は多い。
  • 「犯罪被害」に不安を感じている市民は多いが、防犯活動に取り組んでいる人は少ない。

委員(19名)

 

令和7年8月現在
所属 委員数
青色防犯パトロール隊 1
青少年育成都留市民会議 1
都留市消防団 1
谷村地域協動のまちづくり推進会 1
宝地域協動のまちづくり推進会 1
都留市青少年育成カウンセラー 1
富士急山梨ハイヤー株式会社 1
都留文科大学学生自治会執行委員会 1
都留市学校経営研究会(都留市校長会) 1
大月警察署生活安全課 1
都留市消費生活相談員 1
地域防犯推進委員(地域環境課所属) 2
都留市地域環境課 2
都留市福祉課 1
都留市産業課 1
都留文科大学学生支援課 1
都留市消防本部消防課 1

 

対策委員会で取り組む重点課題

防犯対策委員会では、都留市では「侵入盗、非侵入盗といった窃盗罪の発生が多い」「犯罪被害を不安に思う人は多いが、防犯活動に取り組む人が少ない」といった現状から、4つの課題を整理し、活動を進めております。

都留市の防犯分野における問題点と課題
問題点 課題

・侵入盗の発生率が高く、その中でも「空き巣・忍び込み」が多い

・非侵入盗では「自転車盗」「万引き」が多い

・「空き巣・忍び込み」被害に不安を感じる市民が多い

窃盗被害等にあわないための防犯意識の向上

・不審者情報が三吉地域と東桂地域で多い(都留市教育委員会からの通知による)

・不審者対策を望む学生が多い(学生アンケートより)

・対策を行っているが不審者情報は減少しきらない

不審者から身を守るための行動・知識を身につける

・アポ電と詐欺被害件数は年々増加している

・詐欺被害に不安を感じている市民が多い

詐欺被害に関する防犯意識の向上

・実際の犯罪件数と市民の犯罪に対する不安は必ずしも一致しない(例えば、自転車盗は市民の不安感は低いが発生件数は多いなど)

都留市における犯罪の実情を理解した正しい防犯対策の実施

 

都留市で生活する中で不安に感じている事柄

ー生活する中で不安に感じている事柄ー

「都留市で生活する中で不安に感じている事柄」という市民意識調査の設問では、

1位病気や障害で動けなくなること

2位自然災害に巻き込まれること

3位交通事故による怪我

4位自宅での事故や怪我

5位犯罪に巻き込まれること

以上の5項目が上位の結果となりました。(13項目中)

犯罪被害に対しては、多くの人が不安に感じていることがわかります。

6位以下の項目は「外出時の事故やけが」「火災に巻き込まれること」「職場での事故やけが」などでした。

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ー犯罪被害に対して不安を感じている事柄ー

都留市での犯罪の発生状況と市民が不安に感じている犯罪被害を比較しました。

発生件数が多く、市民の不安度も高い犯罪もありましたが、発生件数が多いにも関わらず不安度が低い犯罪、発生件数は少なくても不安度の高い犯罪もありました。

このように、実際の犯罪件数と市民の不安度は必ずしも一致するものではないとわかります。

対策委員会の取り組み(課題により4つのプログラムを設定し取り組みを行っています」

 

プログラム1「家庭や地域での防犯対策の推進」
課題    都留市における犯罪の実情を理解した、正しい防犯対策の実施
目標

年間窃盗罪認知件数の減少及び犯罪に対する市民の体感治安の向上

内容

関係機関と連携を取りながら、窃盗被害等防止のための啓発活動の展開

(イベントでの啓発活動、ふれあい講座での寸劇など)

対象   全年齢層の市民
実施時期   通年

 

プログラム2「学生の見守り強化(大学生を孤立させない支援活動)」
課題    不審者から身を守るための行動・知識を身につける
目標

刑法犯認知件数の減少、

犯罪に対する体感治安の向上及び不審者情報の減少

内容

大学生への見守り活動及び学生が不安に思っていることの聞き取り、

大学生と地域をつなぐコミュニティの形成

対象   市内大学生
実施時期   通年

 

 

プログラム3「健康・安全・郷育プログラムの拡充」
課題 不審者から身を守るための行動・知識を身につける
目標 不審者情報の減少、体感治安の向上
内容

リズムオブラブによる「健康・安全・郷育プログラム」の提供

(体を動かしながら「いのちの大切さ」「いのちを守る方法」を伝えるプログラム)

対象 市内の小学生以下の子どもたち
実施時期 通年(小学校や幼稚園・保育園のイベントなど)

 

 

プログラム4「電話詐欺防止など消費生活の安全向上」
課題 詐欺被害に関する防犯意識の向上
目標 詐欺対策を行っている市民の増加及び詐欺被害・アポ電件数の減少
内容

電話詐欺防止等の消費生活に関する啓発活動の実施

(ふれあい講座での寸劇やリズムオブラブによる体操を取り入れた

プログラムなど)

対象 市民(とりわけ高齢者)
実施時期 通年

啓発番組を作成しましたのでご覧ください。

特殊詐欺は、誰がいつ被害者になってもおかしくありません。

「自分は騙されない」と思わずに、電話詐欺の手口を知り、対策していきましょう!

防犯対策委員会では随時、防犯に関する講座や寸劇などのご依頼を受け付けております。

ご検討されている方がいらっしゃいましたら、下記までお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

地域環境課地域振興担当

〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)174・175
ファクス:0554-43-5049

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