「生涯活躍のまち・つる」事業について
『ひと集い 学びあふれる 生涯きらめきのまち つる』の実現に向けて
導入の経緯
都留市では平成28年度から平成38年度までの11年間を計画期間とする「第6次都留市長期総合計画」を策定し、取り組みを進めています。市政運営の羅針盤ともいえる本計画は、市民意識調査や庁内外の方々で構成されるワーキンググループなどを経て策定され、11年後のわたしたちのまちの目指すべき将来像である『ひと集い 学びあふれる 生涯きらめきのまち つる』を実現していくための様々な政策や施策について計画しているものです。
その計画の中で重要施策として位置付けられているのが「生涯活躍のまち・つる(都留市版大学連携型CCRC(注釈))」事業です。この地で生活するすべての人々が生涯を通していきいきと学び、きらめく人生を送れるようなまちの姿を目指すため、「サービス付き高齢者向け住宅の開設」や「市内3大学との連携」、「地域住民・多世代間の交流」、「包括的な健康プログラムの提供」などを通じて、よりよいまちづくりを進めていきます。
(注釈)CCRC…Continuing Care Retairement Community の略で高齢者が元気なうちに入居し、終身で過ごすことが可能な生活共同体を指します。都留市では高齢者だけでなく多世代が学び、健康で、生涯にわたり活躍ができるまちづくりの在り方としてCCRCという考え方を用いています。
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サービス付き高齢者向け住宅の開設
単独型居住プロジェクト(既存施設活用型)
下谷地区の旧雇用促進住宅下谷宿舎(つる5丁目)を公募で決定した「株式会社コミュニティネット」によって、サービス付き高齢者向け住宅へ改修を行い、令和元年9月25日にオープンしました。敷地内には地域交流拠点(下谷交流センター)も整備され、多目的スペースや食堂、介護施設などが入居しています。
- 地域交流拠点
入居者だけでなく、地域住民も利用可能な多世代交流の場としての役割が期待され、平成30年3月末に完成しました。現在は、1階の食堂や多目的ホールなどを活用し、入居者や地元の方など多くの方にご利用いただいております。
複合型居住プロジェクト(事業地活用型)
田原地区の都留文科大学周辺の約10,000平方メートルの市有地(田原4丁目)に、民間企業を誘致してサービス付き高齢者向け住宅を整備するとともに、市が子育て支援施設やシェアオフィスなどを兼備した地域交流拠点施設、大学が関連施設を整備するなど、複合的な展開をしていくことで、多世代が楽しみながら生活できるエリアとして、官民連携をしながら整備を進めていきます。この事業では、大学や市街地に隣接する「まちなか立地」を活かした「生涯活躍のまち・つる」事業の拠点的な施設となることが期待されます。
関連情報はこちら
平成28年2月より実施しております「都留市CCRC構想研究会」については、本市が推進します「生涯活躍のまち・つる」事業について、市民や関係事業者の理解を深め、官民連携により事業展開を進めるべく、これまで全12回開催しており、平成30年6月29日(金曜日)に第13回目を開催しました。
政府が推進する「生涯活躍のまち」構想の実現を進める全国先進7団体に都留市が選ばれました。
各種計画はこちら
→平成27年度に策定した地方創生に伴う「都留市版生涯活躍のまち」事業推進にあたっての基本的考え方をまとめた計画書。【H28年3月刊行】
→上記基本計画の内容を踏まえ、個々の具体的な事業推進にあたっての取り組み手法をまとめた計画書であり、基本計画と同時並行で策定。【H28年3月刊行】
→単独型居住プロジェクトのように、既存の建物のストック活用型でなく、複合型居住プロジェクトは更地から展開するプロジェクトのため、モデルプランの想定や、事業化に向けたフィージビリティスタディを含めた検討を行い、策定した計画書【H29年3月刊行】
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企画課政策推進担当
〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)242
ファクス: 0554-45-5005
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更新日:2023年12月15日