都留市地域福祉計画

更新日:2024年05月17日

 地域福祉計画は、社会福祉法第107条の規定により地域福祉の推進に関する事項を一体的に定める計画として、市町村において策定することとされています。

第3期都留市地域福祉計画【令和4年度〜令和8年度】

地域福祉計画表紙

近年、少子高齢化・人口減少の進行とともに、ライフスタイルや価値観の多様化等を背景として、家庭での扶養機能や地域での相互扶助機能が低下しており、ひとり暮らし高齢者の孤独死、子育てに悩む保護者の孤立、児童や高齢者、障がい者に対する虐待や自殺等に加えて、引きこもり状態の長期化等による8050(ハチマルゴーマル)問題や介護と育児を同時に担うダブルケアの問題等、複合的な課題が顕在化しています。
また、防災・減災の観点からも、地域の多様な担い手を育て、その連携を強めていくことが重要な課題になっています。

都留市では、令和4年度から令和8年度計画期間とした、「第3期都留市地域福祉計画」を策定しました。

策定のポイント

 この計画は、「社会福祉法」に基づき、都留市の実状に即した、地域福祉の推進に関する計画を定めるものです。
 都留市の基本構想として策定された『第6次都留市長期総合計画』を上位計画とし、各法律に基づき制定された『第6期都留市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画』、『都留市子ども・子育て支援事業計画』、『都留市障害者計画・第4期障害福祉計画』に共通する理念によって、各分野の横断的な福祉課題に総合的に取り組むための計画として、同じく「社会福祉法」に基づき、都留市社会福祉協議会において策定される『都留市地域福祉活動計画』と連携する計画として策定しております。
 また、平成22年9月の『都留市地域福祉計画』の策定後、国において、孤立死防止対策、災害対策基本法の改正、生活困窮者自立支援法の施行や、県においては、ひきこもり調査及び相談窓口の設置があり、これらの社会福祉制度の改正等も踏まえて策定しております。

基本目標

基本目標1 「地域で共に支え合い、誰もが安全安心に暮らせる、住民主体 のまち」を目指します

だれもが、自分が暮らす身近な地域で起きている問題に関心を持ち、自ら参画し、解決につなげられる地域づくりを推進します。住民の福祉意識の醸成や住民や地域の団体など地域の資源を最大限活用し、支え合いや助け合いの活動を促進することで、みんなで支えあう地域を目指します。
誰もが地域でいつまでも安心して暮らせるよう、災害への備えとして、自主防災活動の推進や災害時要援護者の支援等を行うとともに、犯罪被害を防止するため、日頃の見守り活動の推進等により、地域の防災力・防犯力の強化を図ります。
また、ボランティアなど人的資源の活用を含めた移動手段の確保を検討し、誰もが暮らしやすい環境整備を推進します。

基本目標2 「利用者本位の福祉サービスが充実したまち」を目指します

だれもが、地域福祉の問題について気軽に相談でき、その人の生活課題に応じた的確な支援が受けられ、解決につなげる仕組みづくりを行います。また、地域の資源を効果的につなげるため、市民、地域(町会等)、福祉関係者、さらに庁内等連携会議により行政内の連携を図り相談体制を充実します。
さらに、一人ひとりの権利が守られるよう、成年後見制度の利用促進を図る等、福祉サービスを必要とする人の権利擁護に努めます。

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この記事に関するお問い合わせ先

福祉課地域福祉担当

〒402-0051
山梨県都留市下谷2516-1(いきいきプラザ都留)
電話番号: 0554-46-5112(内線)114・115・116・117
ファクス: 0554-46-5119

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