学校統合について

更新日:2024年04月17日

基本方針

全国的に少子化傾向にあるなか、本市の人口 は、29000人(住民基本台帳に基づく令和5年11月の人口)を割り込み、このままでいくと、児童生徒数はあと30年ほどで現在の約35% に当たる660人程度になると推計されています 。
今後、人口減少、少子・高齢化が進行する中で、高度情報化の進展に伴う社会のグローバル化が進んでいくことが見込まれており、10年後、20年後の本市の教育の在り方を思い描き、 子供たちのために何をすべきかを考えていくことが極めて重要な時期になっています 。
このような社会情勢や教育環境の変化を踏まえ、これからの将来を担う子供たちが、たくましく 育ち、人間形成に必要な教育をより良い環境の中で受けることができるようにするためには 、学校の規模を一定の大きさにすることが望ましいという観点から、一定規模の基準(単式下限基準)を示す「都留市小中学校適正規模/適正配置基本方針」を策定し、この基準を満たさない学校について、基本的に小学校の場合は、同一中学校区の小学校と、また、中学校の場合は、近隣中学校と統合する方針を令和3年(2021)12月に市の方針として決定しました。

単式下限基準(4人×3班=12人)

単式学級(同一学年の子どもで編制される学級)において、話し合いや球技(ドッジボール・ミニバス・サッカー・キックベース等)、あるいは、合唱・合奏等の集団的諸活動を行う際に、最低限の多様性と汎用性を維持するために必要な人数として、「4人×3班=12人」を都留市独自の単式下限基準としています。

小中学校適正規模の基準

文部科学省では、「学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)」の中で、小中学校の 学校規模(学級数)の標準を12学級以上18学級以下(1学年当たり小学校で2~3学級、中学校で4~6学級)と定めています。(特別支援学級の学級数を除く。)
また、山梨県では、小学校において同学年の児童で学級を編制する場合、一学級の児童数を35人(児童の実態を考慮して特に必要があると認められる場合は25人)、2つの学年で学級を編制(複式学級)する場合の一学級の児童数を12人とする学級編成の基準等を「山梨県公立小学校及び中学校の学級編制の基準等に関する規則(昭和34年4月13日、山梨県教育委員会規則第4号)」で定めており、市町村教育委員会は、この基準を標準とし、児童の実態を考慮して学校の学級編制を行っています。

国・県の基準

【小学校】 1学年2学級以上、 全体で12学級〜18学級

【中学校】 1学年4学級以上、全体で12学級〜18学級

本市の学校で国・県の基準を満たす学校

【小学校】 谷村第一小学校、東桂小学校、禾生第一小学校

【中学校】 なし

小学校の統合準備に関する説明会

都留市小中学校適正規模/適正配置基本方針に示す「適正規模/適正配置のスケジュール」 で短期計画に位置付けられている、都留文科大学附属小学校の統合に関し、令和6(2024)年1月29日に都の杜うぐいすホールにて、保護者や地域住民、学校関係者や関係諸団体の方々を対象とした「小学校の統合準備に関する説明会」を実施しました。
また、説明会では、本市が描く新たな学校像についても説明しました。

児童説明会

令和6年2月8日に都留文科大学附属小学校で同学校の全児童を対象に児童向け学校統合説明会を実施しました。

この記事に関するお問い合わせ先

学校教育課 教育企画推進室

〒402-0052
山梨県都留市中央三丁目9番3号(教育プラザ都留)
電話番号: 0554-43-1111(代)
ファクス: 0554-43-1323

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