AED(自動体外式除細動器)

更新日:2019年06月12日

 都留市では、市内の公共施設にAED(自動体外式除細動器)を設置しています。AEDとは、一般の人でも使うことのできる救命装置です。

 市では、市公共施設に来所された方などが、急病になったときにいち早く心肺蘇生を行い、ひとりでも多くの生命を救うことができるように、AED(自動体外式除細動器)を設置しました。

AED(自動体外式除細動器)とは?

 人が心臓停止状態となり、突然倒れてしまう原因の多くは、「心室細動」(心臓が細かくブルブルと震えていて全身に血液を送ることができない状態)という不整脈によるものです。この場合、できるだけ早く、心臓に電気ショックを与え、心臓の正常な機能を取り戻す必要があります。
 AEDは、この電気ショックを与えるための機械であり、機械本体から流れる音声に指示に従って操作していくだけですので、医療に関する専門知識も必要なく、誰でも安心して簡単に使用することが可能です。

AEDの必要性

 心室細動を起こしている場合、1分経過するごとに約10%助かる確率が低下すると言われています。さらに、救急車を呼んでから到着するまでに、およそ6分強かかるとされており、救急車の到着を待っているだけでは、倒れている人の生命を救うことは出来ません。
 AEDが普及しはじめたことによって、近くにAEDがあり、そばにいる人たちがすぐに操作すれば助けることのできる確率も高くなってきました。ただし、AEDを使用したからと言って、必ず助けられるわけではありません。もとから心臓の弱っている人や、使用が遅れた場合などは、救命できない場合もあります。しかし、AEDを使用しなければ助かる可能性はずっと低くなりますし、使用したからと言って症状が悪化することもありません。倒れている人を見かけたら、すぐに119番に連絡し、そして1秒でも早くAEDの使用ができるように心掛けておきましょう。

倒れている人がいたら?

  1. まず、声をかけてみて反応がなかった場合、すぐに119番に連絡してください。
  2. 息をしているか確認してください。
  3. 呼吸が確認できなかったときは、近くの人にAEDを持ってきてもらうように頼み、AEDが届くまでの間、休まず心臓マッサージを行ってください。
  4. AEDが到着したら、すぐに胸を裸にして(金属が付いていれば外す)、電極パッドを右胸上部の鎖骨の下あたりと、左胸部の脇の下から5~6センチメートル下あたりに貼ってください。(心臓を挟むように貼れば問題ないです)
  5. AEDが電気ショックを与えるかどうかの判断をしますので、AEDの音声に従ってください。
  6. 電気ショックが必要という指示があったら、倒れている人にさわっている人がいないか確認してください。
  7. ボタンを押し、電気ショックをかけてください。
  8. 電気ショックをかけたら、電極パッドを貼ったまま、心臓マッサージを再開してください。
  9. 2分後に、AEDが再度、電気ショックを与えるかどうか自動的に判断し、音声により指示があります。
  10. 意識が戻ったら、倒れている人の体を横にし、楽にして救急車の到着を待ってください。(電極パッドは貼ったまま)

設置箇所一覧はこちら

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AED設置場所の地図情報はこちらをご覧下さい。
地図右側のダウンリストを「AED設置場所」に合わせると表示されます。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課行政防災室危機管理担当

〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)208・209
ファクス: 0554-43-7992

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