防犯対策委員会

更新日:2020年10月15日

対策委員会は地域の重点項目となる分野に対して、取組みを実施・展開する組織です。

設置の経緯(本市の事故やけがの状況)

  • 人口10万人あたりの犯罪認知件数は、全国や山梨県と比べて少ないが、「侵入盗」の認知件数は多い。
  • 「犯罪被害」に不安を感じている市民は多いが、防犯活動に取り組んでいる人は少ない。

委員(19名)

令和2年4月現在 
所属 委員数
青色防犯パトロール隊 1
青少年育成都留市民会議 1
都留市消防団 1
谷村地域協働のまちづくり推進会 1
都留市青少年育成カウンセラー 1
大月警察署管内アパート等防犯協力会 1
富士急山梨ハイヤー株式会社 1
都留文科大学(学生) 1
都留市小中学校校長会 1
大月警察署生活安全課 1
都留市消費生活相談員 1
地域防犯推進員(地域環境課所属) 2
都留市地域環境課 2
都留市学校教育課 1
都留文科大学学生課 2
都留市消防本部消防課 1

対策委員会で取り組む重点課題

防犯対策委員会では、「犯罪に関する現状や防犯対策についての認知度が低い」「侵入盗、非侵入盗といった窃盗罪の発生が多い」「犯罪の発生件数は減っているものの、市民の不安度は高い」といった現状から、4つの重点課題を整理し、取り組みを進めていくことにしました。

都留市の防犯分野における問題点と重点課題
問題点 重点課題

・侵入盗の発生率が高い。

・侵入盗のうち、空き巣・忍び込みが多い。

・空き巣・忍び込み被害に不安を感じる市民が多い。

空き巣・忍び込みに対する市民意識の向上と対策の実施

・刑法犯認知件数のうち、非侵入盗の割合が高く、特に万引き・自転車盗が多い。
・件数は多いが、非侵入盗に対する市民の不安感が低く、市民の認識が薄い。

万引きや自転車盗に対する認識を高める地域ぐるみの対策

・不審者情報が田原地区、東桂地区で多い。
・不審者対策を望む学生が多い。
・対策を行っているが、不審者情報は減っていない。

地域や年齢層に応じた不審者対策の実施

・詐欺に関する相談が増えている。
・詐欺被害に繋がる不審な電話や通知等が多い。
・詐欺被害に不安を感じている市民が多い。

詐欺に遭わないための継続的な防犯意識向上と啓発活動の徹底

 

都留市で生活する中で不安に感じている事柄(2018年市民意識調査より)

都留市で生活する中で不安に感じている事柄

「都留市で生活する中で不安に感じている事柄」という市民意識調査の設問では、

1位自然災害

2位病気や障がい

3位交通事故

4位犯罪に巻き込まれること

以上の4項目が上位の結果となりました。

犯罪被害に対しては、多くの人が不安に感じていることが分かります。

犯罪の発生件数と市民の体感治安

犯罪の発生件数と市民の体感治安

防犯対策委員会では、犯罪の発生状況と市民が不安に感じている犯罪被害を比較しました。

発生件数が多く、市民の不安度も高い犯罪もありましたが、発生件数が多いにも関わらず不安度が低い犯罪、発生件数は少なくても不安度の高い犯罪もありました。

このデータからは、発生状況と市民の意識にはギャップがあることが分かりました。

対策委員会の取り組み

防犯カメラの設置促進

この取り組みは、「地域で犯罪を監視する目を増やし、未然に防ごう」という取り組みです。

「防犯カメラの設置促進」取り組み計画
対象の重点課題 空き巣・忍び込み/不審者対策
取り組み内容

(1)既存の補助金制度を活用した設置促進

(2)家庭用防犯カメラの設置促進

(3)学生アパートへの防犯カメラ設置促進

実施主体 対策委員会、市
対象

(1)自治会等の地域団体

(2)一般家庭

(3)アパートの大家・不動産会社

実施場所

市内全域(重点地域 都留文科大学周辺)

実施時期 通年

「学生見守りの家」による見守りと防犯意識を高める健康・安全・郷育プログラム

この取り組みは、「地域での見守りの目を増やし、子どもたちの防犯意識も高めることで、犯罪被害に遭う子どもや学生を減らそう」という取り組みです。

「見守り活動と防犯意識の教育啓発」取り組み計画
対象の重点課題 空き巣・忍び込み/不審者対策
取り組み内容

(1)「学生見守りの家」による見守り活動

(2)「健康・安全・郷育プログラム」の拡充

実施主体

対策委員会、市、地域住民、リズムオブラブ

対象

(1)地域住民、学生アパートの大家

(2)幼稚園・保育園児~大学生

実施場所

(1)都留文科大学周辺地域

(2)小学校等

実施時期 通年

 

広報媒体を活用した啓発活動

この取り組みは、「年代や属性などに応じた効果的な啓発活動」を目指す取り組みです。

これまで行われてきた啓発活動の活発化、見直しを図りながら、市民の皆さんに広く防犯対策についてPRしていきたいと考えています。

「広報媒体を活用した啓発活動」取り組み計画
対象の重点課題 すべて(特に自転車盗・万引きなどの非侵入盗)
取り組み内容

(1)人が集まるイベント等への出展

(2)市の出前講座を活用した啓発活動

実施主体

対策委員会、警察、市、地域

対象

市民(重点対象 学生)

実施場所

市内全域、イベント会場等

実施時期

イベントや行事等

この他にも、これまで活用してこなかったSNSや動画投稿サイトの活用なども進めていきます。

電話詐欺撲滅体操の普及

この取り組みは、「詐欺被害防止に対する意識を皆さんに楽しく身につけてもらいたい」という取り組みです。

山梨県で防犯・交通安全などの取り組みを進めているリズムオブラブさんにご協力いただき、作成された体操の普及を図っていきます。

「電話詐欺撲滅体操の普及」取り組み計画
対象の重点課題 詐欺
取り組み内容 電話詐欺撲滅体操の普及
実施主体 対策委員会、リズムオブラブ
対象 市民(重点対象 高齢者)
実施場所 市内全域
実施時期

CATVでの放映、イベント等での啓発活動

 

対策委員会からのお知らせ

防犯対策委員会では、たくさんの方が出演される電話詐欺撲滅体操の都留市版ビデオの作成を進めています。

子どもから高齢者まで、世代や職種を問わず、都留市にお住まいの方、事業所、団体に広くご参加いただきたいと思います。

皆さんも、楽しく詐欺被害防止の意識を身につけてみませんか?

動画投稿サイトには練習用動画も投稿していますので、ぜひチェックしてみてください!

この記事に関するお問い合わせ先

地域環境課地域振興担当

〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)174・175
ファクス:0554-43-5049

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