佐伯橋が選奨土木遺産に認定されました

更新日:2020年11月20日

令和2年11月18日(土木の日)に、公益社団法人土木学会が歴史的土木構造物の保存に資することを目的として平成12年度から認定している、選奨土木遺産に佐伯橋が認定されました。

佐伯橋は昭和2年に竣工され、田原と十日市場をつなぐ主要橋として長く利用され続けました。現在は名勝田原の滝を臨む眺望場所として、また市民の生活道路として今なお使われ続けています。

戦前に上路鋼式ソリッドリブ・アーチ橋として作られており、この構造で県内で現存しているのは佐伯橋と新猿橋(大月市)のみです。また平成28年より行われた耐震補修工事では当時の材料を残し、戦前のデザインを踏襲する工夫が凝らされており、その点が評価され今回認定にいたりました。

 

佐伯橋

佐伯橋

  • 橋長 45m
  • 竣工年 昭和2年
  • 上路鋼式ソリッドリブ・アーチ橋

選奨土木遺産とは

土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資することを目的として、平成12年に認定制度が設立されました。
推薦および一般公募により選出され、毎年認定を行っています。

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