都留市火災予防条例施行規則

(昭和62年4月1日規則第13号)

改正	平成2年4月1日規則第12号	平成12年4月1日規則第8号
	平成17年9月29日規則第26号	平成24年11月30日規則第21号
	平成26年6月30日規則第13号	令和元年7月1日規則第13号
	令和元年9月30日規則第28号	令和3年3月23日規則第10号

(趣旨)

第1条　この規則は、都留市火災予防条例(昭和37年都留市条例第3号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を定めるものとする。

[都留市火災予防条例(昭和37年都留市条例第3号。以下「条例」という。)]

(標識等)

第2条　条例第11条第1項第5号(条例第8条の3第1項及び第3項、第11条第3項、第11条の2第2項、第12条第2項並びに第13条第2項において準用する場合を含む。)、第17条第3号、第23条第2項及び第4項、第31条の2第2項第1号(条例第33条第2項において準用する場合を含む。)並びに第34条第2項第1号の規定により、それぞれ設ける標識は、別表第1に定めるとおりとする。

[条例第11条第1項第5号] [第17条第3号] [第23条第2項] [第4項] [第31条の2第2項第1号] [第34条第2項第1号] [別表第1]

2　条例第31条の2の規定による危険物、第33条の規定による指定可燃物又は第34条の規定による綿花類等を貯蔵し、若しくは取り扱う場所には、別表第2に定める事項を記載した掲示板を設けるものとし、その様式は、別表第3に定めるとおりとする。

[条例第31条の2] [別表第2] [別表第3]

3　条例第39条第4号の規定により設け、又は掲げる表示板及び満員札の様式は、別表第4に定めるとおりとする。

[条例第39条第4号] [別表第4]

(設備点検の記録保管)

第3条　条例第11条第1項第9号(条例第12条第2項、第13条第2項、第14条第2項、第15条第2項及び第16条第2項において準用する場合を含む。)の規定による点検、補修等の結果は、各設備の種別ごとに電気設備等点検記録書(様式第1号)に記録し、かつ、保管しなければならない。ただし、電気事業法(昭和39年法律第170号)第52条(同法第74条第3項において準用する場合を含む。)に規定する保安規程に基づく点検、補修等の記録が行われている場合は、この限りでない。

[条例第11条第1項第9号]

(危険物品等の持込み解除申請)

第4条　条例第23条第1項の規定により、消防長が指定する場所において喫煙し、裸火を使用し、又は当該場所に次の各号に掲げる危険物品(常時携帯するもので軽易なものを除く。)を持ち込もうとする者は、同項ただし書の規定による承認を禁止行為の解除承認申請書(様式第2号)により、消防長に申請しなければならない。

[条例第23条第1項]

(1)　危険物の規制に関する政令(昭和34年政令第306号)別表第3及び別表第4に掲げるもの

(2)　一般高圧ガス保安規則(昭和41年通商産業省令第53号)第2条第1号に掲げる可燃性ガス

(3)　火薬類取締法(昭和25年法律第149号)第2条第1項に掲げる火薬類及び第2項に掲げるがん具煙火

(火災予防上必要な業務に関する計画提出)

第4条の2　条例第42条の3第2項による火災予防上必要な業務に関する計画書の提出は、火災予防上必要な業務に関する計画提出書(様式第2号の2)によるものとする。

[条例第42条の3第2項]

(防火対象物使用開始の届出)

第5条　条例第43条の規定による防火対象物の使用開始(用途変更を含む。)の届出は、防火対象物使用開始(変更)届出書(様式第3号)によるものとする。

[条例第43条]

2　前項の届出書には、次に掲げる図面を添付しなければならない。ただし、法第17条の3の2の規定による届出又は同意調査書が提出されたものにあっては省略することができる。

(1)　防火対象物の位置、構造及び設備に関する図面

(2)　消防用水又は連結送水管等消火活動上必要な施設の設計書(仕様書、計算書、系統図配管又は配線図)

(火を使用する設備等の設置の届出)

第6条　条例第44条の規定による火を使用する設備又はその使用に際し、火災の発生のおそれのある設備の設置の届出は、次の様式によるものとする。

[条例第44条]

(1)　条例第44条第1号から第8号の2までの規定による設備の設置届

炉・厨房設備・温風暖房機・ボイラー・給湯湯沸設備・乾燥設備・サウナ設備・ヒートポンプ冷暖房機・火花を発生する設備・放電加工機設置届出書(様式第4号)

[条例第44条第1号] [第8号の2]

(2)　条例第44条第9号から第12号までの規定による設備の設置届

急速充電設備・燃料電池発電設備・変電設備・内燃機関を原動力とする発電設備・蓄電設備設置届出書(様式第5号)

[条例第44条第9号] [第12号]

(3)　条例第44条第13号の規定による設備の設置届

ネオン管灯設備設置届出書(様式第6号)

[条例第44条第13号]

(4)　条例第44条第14号の規定による設置届

水素ガスを充てんする気球の設置届出書(様式第7号)

[条例第44条第14号]

2　前項の届出書には、当該設備等の位置、構造及び設備に関する図面を添付しなければならない。

(火災と紛らわしい行為等の届出)

第7条　条例第45条の規定による火災と紛らわしい煙等を発するおそれのある行為等の届出は、次の様式によるものとする。

[条例第45条]

(1)　条例第45条第1号の規定による火災と紛らわしい煙又は火炎を発するおそれのある行為の届

火災と紛らわしい煙又は火炎を発するおそれのある行為の届出書(様式第8号。ただし、小規模なたき火等については、口頭又は電話連絡によりこれに替えることができる。

(2)　条例第45条第2号の規定による煙火の打ち上げ又は仕掛けの届

煙火打ち上げ・仕掛け届出書(様式第9号)

[条例第45条第2号]

(3)　条例第45条第3号の規定による催物の開催届

催物開催届出書(様式第10号)

[条例第45条第3号]

(4)　条例第45条第4号の規定による水道の断水又は減水の届

水道断水・減水届出書(様式第11号)

[条例第45条第4号]

(5)　条例第45条第5号の規定による道路工事の届

道路工事届出書(様式第12号)

[条例第45条第5号]

(6)　条例第45条第6号に規定する露店等の開設の届

露店等の開設届出書(様式第12号の2)

[条例第45条第6号]

2　前項の届出書には、次に掲げる図面を添付しなければならない。

(1)　第1号の届出書には、当該行為を行う場所の位置及び配置(付近の状況)図

(2)　第2号の届出書には、煙火の打ち上げ又は仕掛け場所の位置(付近の状況)図

(3)　第3号の届出書には、当該防火対象物等の形態、収容方法及び避難通路、避難ロ、消防用設備等並びに警戒人員の配置状況図

(4)　第4号の届出書には、断水、減水等の区域図

(5)　第5号の届出書には、工事施工区域、通行止区分及び迂回道路の状況図

(指定洞道等の届出)

第8条　条例第45条の2の規定による指定洞道等の届出は、指定洞道等(新規・変更)届出書(様式第13号)によるものとする。

[条例第45条の2]

(少量危険物等の貯蔵又は取扱いの届出等)

第9条　条例第46条の規定による指定数量未満の危険物及び指定可燃物の貯蔵又は取扱いの届出は、少量危険物・指定可燃物貯蔵取扱届出書(様式第14号)によるものとする。

[条例第46条]

2　前項の届出書には、少量危険物等の貯蔵又は取り扱う場所の位置、構造及び設備に関する図面を添付しなければならない。

3　少量危険物等を廃止しようとする者は、少量危険物・指定可燃物廃止届出書(様式第15号)によるものとする。

(防火対象物の廃止の届出)

第10条　防火対象物を廃止しようとする者は、防火対象物廃止届出書(様式第16号)により、消防長に届け出なければならない。

(届出書等の提出部数)

第11条　この規則に規定する申請書及び届出書は、2部提出しなければならない。

(公表の対象となる防火対象物及び違反の内容)

第12条　条例第47条の2第3項の規則で定める公表の対象となる防火対象物は、消防法施行令(昭和36年政令第37号)別表第1(1)から(4)まで、(5)イ、(6)、(9)イ、(16)イ、(16の2)及び(16の3)に掲げる防火対象物で、消防法(昭和23年法律第186号。以下「法」という。)第4条第1項の規定による立入検査において次項に規定する違反の内容が認められたものとする。

[条例第47条の2第3項]

2　条例第47条の2第3項の規則で定める違反の内容は、法第17条第1項の政令で定める技術上の基準に違反して屋内消火栓設備、スプリンクラー設備若しくは自動火災報知設備が設置されていないこと又は設置されているが、その主たる機能が喪失していると認められることとする。

[条例第47条の2第3項]

(公表の手続)

第13条　条例第47条の2第1項の公表は、前条第1項の立入検査の結果を通知した日から14日を経過した日において、なお違反の内容が是正されないときは、その違反が解消されるまでの間、本市のホームページへの掲載により行う。

[条例第47条の2第1項]

2　前項に規定する方法により公表する事項は、次に掲げるものとする。

(1)　防火対象物の名称及び所在地

(2)　違反の内容(当該違反が認められた防火対象物の部分を含む。)

(委任)

第14条　この規則の施行に関し必要な事項は、消防長が定める。

附　則

この規則は、昭和62年10月1日から施行する。

附　則(平成2年4月1日規則第12号)

この規則は、平成2年5月23日から施行する。

附　則(平成12年4月1日規則第8号)

この規則は、公布の日から施行する。

附　則(平成17年9月29日規則第26号)

この規則は、平成17年10月1日から施行する。ただし、第2条第1項の改正規定中「第31条の2第1号」を「第31条の2第2項第1号」に、「第34条第5号」を「第34条第2項第1号」に改める部分は、平成17年12月1日から施行する。

附　則(平成24年11月30日規則第21号)

この規則は、平成24年12月1日から施行する。

附　則(平成26年6月30日規則第13号)

この規則は、令和2年4月1日から施行する。

附　則(令和3年3月23日規則第10号)

この規則は、令和3年4月1日から施行する。

別表第1(第2条関係)

区分	標識	備考
燃料電池発電設備の標識		1　横30センチメートル以上、縦15センチメートル以上とする。 2　地を白色、文字を黒色とする。
変電設備の標識		1　横30センチメートル以上、縦15センチメートル以上とする。 2　地を白色、文字を黒色とする。
急速充電設備の標識		1　横30センチメートル以上、縦15センチメートル以上とする。 2　地を白色、文字を黒色とする。
内燃機関を原動力とする発電設備の標識		1　横30センチメートル以上、縦15センチメートル以上とする。 2　地を白色、文字を黒色とする。
蓄電池設備の標識		1　横30センチメートル以上、縦15センチメートル以上とする。 2　地を白色、文字を黒色とする。
立入禁止の標識		1　横60センチメートル以上、縦30センチメートル以上とする。 2　地を赤色、文字を白色とする。
禁煙の標識		1　横50センチメートル以上、縦25センチメートル以上とする。 2　地を赤色、文字を白色とする。
火気厳禁の標識		1　横50センチメートル以上、縦25センチメートル以上とする。 2　地を赤色、文字を白色とする。
危険物品持込み禁止の標識		1　横50センチメートル以上、縦25センチメートル以上とする。 2　地を赤色、文字を白色とする。
喫煙所の標識		1　横30センチメートル以上、縦10センチメートル以上とする。 2　地を白色、文字を黒色とする。
少量危険物貯蔵取扱所の標識		1　横60センチメートル以上、縦30センチメートル以上とする。 2　地を白色、文字を黒色とする。
少量危険物を貯蔵し、又は取り扱う移動タンクの標識		1　横30センチメートル以上、縦30センチメートル以上とする。 2　地が黒色の板に黄色の反射塗料その他反射性を有する材料で文字を表示する。
指定可燃物貯蔵取扱所の標識		1　横60センチメートル以上、縦30センチメートル以上とする。 2　地を白色、文字を黒色とする。
指定可燃物を貯蔵し、又は取り扱う移動タンクの標識		1　横30センチメートル以上、縦30センチメートル以上とする。 2　地が黒色の板に黄色の反射塗料その他反射性を有する材料で文字を表示する。

別表第2(第2条関係)

危険物、又は指定可燃物の種類	防火上の記載事項
第1類の危険物のうちアルカリ金属の過酸化物第2類の危険物のうち鉄粉金属マグネシュウム等第3類の危険物のうち禁水性物品	注水行為を厳に禁止する旨
第2類の危険物(引火性個体を除く)	火気の使用に注意を要する旨
第2類の危険物のうち引火性個体、及び第3類の危険物のうち自然発火性物品第4類の危険物若しくは第5類の危険物指定可燃物のうち可燃性液体類	火気の使用を厳に禁止する旨
第6類の危険物	注水行為に注意する旨
指定可燃物　綿花類等	火気の使用に注意し整理整頓する旨

別表第3(第2条関係)

○注水行為を注意する標識	○火気使用を厳に禁止する標識

備考 1　横50センチメートル以上、縦25センチメートル以上とする。 2　地を青色、文字を白色とする。	備考 1　横50センチメートル以上、縦25センチメートル以上とする。 2　地を赤色、文字を白色とする。
○火気使用に注意する標識	○注水行為を厳に禁止する標識

備考 1　横50センチメートル以上、縦25センチメートル以上とする。 2　地を赤色、文字を白色とする。	備考 1　横50センチメートル以上、縦25センチメートル以上とする。 2　地を青色、文字を白色とする。
○火気使用を注意し、整理整とんする標識

備考 1　横50センチメートル以上、縦25センチメートル以上とする。 2　地を白色、文字を黒色とする。

別表第4(第2条関係)

満員札	○定員の表示板

備考 1　横50センチメートル以上、縦25センチメートル以上とする。 2　地を赤色、文字を白色とする。	備考 1　横30センチメートル以上、縦25センチメートル以上とする。 2　地を白色、文字を黒色とする。