移住者インタビューNo.3石尾さん

東京都目黒区から二地域居住中の石尾さんに、居住のきっかけや都留の魅力についてお聞きしました。

 

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プロフィール

東京都目黒区出身。フリーカメラマン。レンタルスペースUnder the Tree nakameguroオーナー。2017年9月にキレイな水と自給自足できる環境を求め、都留市を訪問。都留市空き家バンクを利用して2018年12月に二地域居住を開始する。現在は、本業の傍ら市内でグランピング施設を開業するため鋭意準備中。

 

(2020年5月28日追記)

グランピング施設は現在プレオープン中。

詳しくはこちらから!

https://www.forestgate-camp.com/

 

二地域居住を都留に決めたきっかけを教えてください。

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自給自足できる環境を目指して

やっぱり、3.11(東日本大震災)が大きかったんじゃないかと思います。もともと自分の使う水には気を使っていて、吉田の「不動湯(富士吉田市の湧水)」を汲みに行く習慣があったんです。でも震災以後は、改めて水の大切さを実感したというか、自分を取り巻く環境について本当に考えさせられました。

それで思ったのが、今後は「安心、安全に暮らせる場所」が必要だということ。万一の時でも、安心してキレイな水が飲めて、火も電気も食料も自給自足できる場所を見つけたい。そう思って土地を探し始めたのがきっかけでした。

東京へのアクセスが良いこと、水がキレイな土地であることが土地探しの条件だったので、はじめは山梨県以外にもいろいろな場所に行きました。都留には、たまたま出会った人に「都留の水は良いぞ」と教えてもらって、お試し居住を体験してからのご縁です。

 

 

物件はどう決めましたか。

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都心ではありえない。都留の空き家は破格でした!

僕が今滞在している家は、お試し居住をした時に紹介してもらった空き家バンクの登録物件です。

紹介してもらった時は驚きました。土地付きの建物で550万円。豊かな自然に囲まれて、川もすぐそこ。僕にとって理想の場所でした。僕の生まれた目黒区で同じ広さの土地や建物を買おうとしたら、一億円はしていたんじゃないかと思います。それまで、大月市や上野原市でも空き家は探していたけれど、なかなか自分に合ったものがなかった。だから、すぐに持ち主の方との交渉に入りました。結果、50万円安くしていただいて500万円で購入することができました。まさに破格ですね(笑)。所有者の方には感謝しています。

 

 

 

石尾さんの移住の流れ&移住までにかかった費用

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2011年~2016年: キレイな水と自給自足できる環境を求めて、土地探しを始めました。

2017年9月: 都留市のお試し居住を体験。空き家バンクの物件を紹介してもらいました。

2017年11月: 空き家利用申込書を市役所に提出。物件所有者の方との交渉に入りました。

空き家バンク物件契約。契約手続きや二地域居住の準備に時間をかけました。

2018年12月~: 自分の手で空き家をリフォーム。グランピング施設の開業に向け活動開始。

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石尾さんの一日

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生活

規則正しいですよ(笑)

仕事はいろいろやってますが、そこまで忙しくはしていません。無理してお金持ちになる気はありませんので、自分の生活や自由な時間を守りつつ楽しく日々を過ごしています。

都留での生活の他に、東京に戻って撮影の仕事等をすることがありますが、僕にとっては「出稼ぎ」に行っている気分です。週の三分の一を使って集中して東京で働き、都留に帰ってくる。今はそんな生活をしています。

机もベッドも手作り。できることは全て、自分でやればいいんです

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リフォーム

空き家のリフォームは、全て自分達だけで行いました。

寝室からリビングにかけての壁も自作です。仕事場の机も寝室のベッドもそう。壁は全体的に白で統一して、部屋と上手く調和するように心がけました。

木材を買ってきて、加工し、組み立て、設置する。やろうと思えば、意外とどうにかなるものです。

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買い物

日々の買い物は、木材と食材以外は全てAmazon(インターネット通販)を使っています。

今はネットでなんでも買えるから便利ですね。特に不便を感じたことはありません。都内の時より便利なんじゃないかな。ものすごく静かな場所なので、宅配便の車の音なんかすぐ気が付きます。もらい逃しがありません(笑)

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↑→寝室のベッドも仕事場の机も手作り。石尾さんならではのお洒落な空間になっていた

 

 

今している活動について教えてください。

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「来てもらって良かった」と、地域にも自然にも思われることが僕らの責任

空き家バンクでこの土地を見せてもらった時、まず思ったのが「ここなら商売ができるんじゃないか」ということです。自分が安心して住める環境を作ることと並行して、自然の豊かさを皆に提供できる場を作れるんじゃないかと思ったんです。

だから今僕は、オーストラリアで知り合った知人とグランピング施設の開業を目指して準備を進めています。といっても、作業の大半は掃除です(笑)

最初は大変でしたよ。土地は荒れ放題でしたし、テレビや冷蔵庫なんかの不法投棄も多かった。木を伐採して地面を整え、ゴミも一つ一つ処分しました。やっと普通の森になったように思います。

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大切なのは、自分達が来て良かったと思っていただける活動をすること。商売のためとは言いましたが、僕達がこの土地で活動することによって地域の方々や、周囲の自然や野生の動物達に良い影響が出ることが重要だと考えています。迷惑はかけたくないですからね。

地元の方々は、僕らのことを「ヘンな奴らが越してきた!」と思っているはずなんです(笑)。将来「このへん、最近キレイになったなあ」とか「意外とまともな奴らが来てるらしいぞ」と言ってもらえるようになったら嬉しいですね。

↑石尾さん宅の周囲を囲んでいる柵。よく見ると、木の枝のみを編み込んで作られている

 

 

都留市の魅力はどのようなところだと思いますか。

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「最高!」この言葉に尽きる

最高です。これ以上の言葉はないですね。

一番はやっぱり自然だと思います。

僕の住んでいるこの地域が特にそうなのかもしれませんが、都心と比べると断然静かです。車通りがほとんどないし、そもそも人がいない。静かな空間に、川のせせらぎだけが聞こえる環境は、とても心地良いものです。

あとは、空がとても広く見えることも魅力の一つ。僕の生まれた土地では、細かく区切られた狭い空しか眺めることができなったので、今は本当に豊かな生活ができていると思います。

山奥で暮らしていると、自然のちょっとした動きの中に、エネルギーの循環を見ることができます。ぜひ都会の方々にもこの土地の魅力を知ってもらいたいですね。

 

 

都留市に移住を希望される方にアドバイスをお願いします。

不便だと思うことはない。自ら考え行動していくことが大事

よく移住を希望される方の中で、たくさんの不便を悩みとしてあげる方がいますが、僕は「不便なことなんてない」のではないかと考えています。

不便というのは個人の捉え方、考え方次第じゃないかと思うのです。大半のことはお金があれば解決しますが、お金を使わなくても、自分達で考えて工夫すれば解決の糸口が見つかるものです。

僕は今、大変楽しく日々を過ごしています。大事なのはボーっと生きないこと。誰かに自分の人生を委ねないこと。自分の理想を自分の力で作り上げようという強い意志が、移住を成功させる上で大切なことではないかと思います。

「定住しなくちゃ」なんて重いことを考える必要はありません。まずは気軽に、足を運んでみるのがオススメです。ぜひ自分の理想の土地を見つけてください。

この記事に関するお問い合わせ先

企画課つる創生推進室

〒402-8501
山梨県都留市上谷一丁目1番1号
電話番号: 0554-43-1111(内線)243
ファクス: 0554-45-5005

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更新日:2020年05月28日