ミュージアム都留と都留市の歴史
ミュージアム都留と都留市の歴史を紹介します。
ミュージアム都留について
ミュージアム都留は平成11年(1999)4月に開館しました。かつて城下町として栄えた都留市の歴史めぐりができる博物館です。
館内では、江戸時代から続く八朔祭りで曳き出される屋台と、江戸の浮世絵師によってデザインされた飾り幕を常設展示しています。また、江戸時代に都留市でさかんであった郡内縞(ぐんないじま)をはじめとする絹織物のことや松尾芭蕉が谷村(都留市の中心地)に約半年間滞在して句を残したことなども映像などで分かりやすく解説しています。
都留市の歴史について
都留市は城下町として栄え、山梨県東部地域の政治・経済・文化の中心として発展してきました。とくに江戸時代には、藩主の秋元氏が治水事業や織物業をすすめ、都留市は郡内縞(ぐんないじま)をはじめとする絹織物がさかんな土地になりました。
天和3年(1683)には、江戸の大火で庵を焼かれた松尾芭蕉が、国家老の高山伝右衛門(たかやまでんえもん)に招かれ、都留に滞在して句を残し、俳諧と関わりの深い土地にもなりました。
毎年9月1日におこなう、江戸時代の伝統を受け継ぐ八朔祭りでは、大名行列や、日本を代表する浮世絵師である葛飾北斎(かつしかほくさい)や鳥文斎藤原栄之(ちょうぶんさいふじわらえいし)などによって下絵が描かれた豪華な飾幕の屋台が巡行するなど、すばらしい伝統と文化遺産が現代まで伝えられております。
さらに詳しい都留市の歴史はこちら( 都留市立図書館ホームページ「都留市の歴史」)をご覧ください。
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ミュージアム都留
〒402-0053
山梨県都留市上谷一丁目5番1号
電話番号: 0554-45-8008
ファクス: 0554-45-8201
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更新日:2019年03月01日