○都留市職員の特殊勤務手当に関する規則
(昭和62年4月1日規則第25号)
改正
平成2年4月1日規則第1号
平成2年11月1日規則第14号
平成3年4月1日規則第1号
平成3年10月1日規則第8号
平成3年12月26日規則第14号
平成6年12月26日規則第17号
平成7年4月1日規則第7号
平成9年4月1日規則第14号
平成10年7月1日規則第15号
平成11年4月1日規則第9号
平成12年4月1日規則第8号
平成14年3月27日規則第4号
平成18年8月31日規則第26号
平成18年12月26日規則第37号
平成20年3月31日規則第18号
平成21年3月31日規則第7号
平成21年3月31日規則第15号
平成22年9月30日規則第19号
平成27年3月23日規則第4号
平成30年3月26日規則第8号
令和元年9月30日規則第27号
令和2年3月31日規則第6号
令和2年3月31日規則第11号
令和2年6月1日規則第19号
令和3年3月5日規則第4号
令和4年8月1日規則第22号
都留市職員特殊勤務手当支給条例施行規則(昭和38年都留市規則第15号)の全部を改正する。
(趣旨)
第1条　この規則は、都留市職員給与条例(昭和38年都留市条例第29号)第22条の規定により職員の特殊勤務手当に関し、必要な事項を定めるものとする。
(特殊勤務手当の種類)
第2条　特殊勤務手当の種類は、次のとおりとする。
(1)　環境保全職員特殊勤務手当
(2)　消防職員特殊勤務手当
(3)　市立病院及び老人保健施設職員特殊勤務手当
(4)　その他職員特殊勤務手当
(特殊勤務手当の支給範囲及び支給額)
第3条　前条の規定による特殊勤務手当は、別表に掲げる職の職員に対し支給する。ただし、医療・看護業務に従事する職を除き管理職手当の支給を受けている職員及び通常の勤務時間の1週間当たりの平均時間が20時間未満であるパートタイム会計年度任用職員(地方公務員法(昭和25年法律第261号)第22条の2第1項第1号に掲げる職員をいう。以下同じ。)には支給しない。
2　前項本文の規定にかかわらず、パートタイム会計年度任用職員(同項ただし書の規定により特殊勤務手当を支給しないこととされている者を除く。)の特殊勤務手当(月額を基準とするものに限る。)の支給額は、別表に掲げる金額に0.9を乗じて得た額とし、その額に1円未満の端数を生じたときは、これを切り捨てた額とする。
3　介護手当(処遇改善加算分に限る。)は、第4条の2の介護職員処遇改善加算を取得した期間に限り支給する。
(支給の方法)
第4条　特殊勤務手当の支給方法は、次の各号に定めるもののほか、給料支給の例による。
(1)　月額手当の支給を受ける職員が、私傷病又は公務に属さない事項により特殊勤務手当の計算期間において勤務しない日が5日以上にわたるときは5日を超える日数につき日額で減額する。
(2)　休職及び出勤停止の期間中は、その支給を停止する。
(3)　特殊勤務手当は、その月分を翌月の給料支給日に支給する。ただし、医師診療手当、研究手当及び介護手当(処遇改善加算分に限る。)はこの限りでない。
(介護手当の支給額等の特例)
第4条の2　指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(平成12年厚生省告示第19号)、指定施設サービス等に要する費用の額の算定に関する基準(平成12年厚生省告示第21号)、指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準(平成18年厚生労働省告示第127号)及び厚生労働大臣が定める基準(平成27年厚生労働省告示第95号)に規定する介護職員処遇改善加算に相当する額の総額が次に掲げる費用の事業者負担に充ててもなお介護手当(処遇改善加算分に限る。)の支給額の総額を上回る場合は、その差額分を介護手当の処遇改善加算分として6月末日までに支給する。
(1)　社会保険料
(2)　厚生年金保険料
(3)　雇用保険料及び労働者災害補償保険料
(4)　昇給等給与差額
(併給の制限)
第5条　この規則中勤務内容の類似する2種以上の業務に従事した場合における併給はこれを行わない。ただし、介護手当の処遇改善加算分を除く。
(特殊勤務実績簿)
第6条　所属長は、特殊勤務実績簿(別記様式)を作成し、所要事項を記入し、かつ、これを保管しなければならない。ただし、月額をもって支給額が定められているものについては、この限りでない。
附　則
(施行期日)
1　この規則は、公布の日から施行する。
(防疫等作業手当の特例)
2　職員(医療職給料表(1)の適用を受ける職員及び市立病院並びに介護老人保健施設に勤務する職員以外の職員を含む。)が次に掲げる作業に従事したときは、防疫等作業手当を支給する。この場合において、別表に定める防疫等作業手当は支給しない。
(1)　市長の定める期間に、新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症をいう。この項及び次項において同じ。)の患者を受け入れる病床又は宿泊施設その他これらに準じる場所として市長が指定する場所において、新型コロナウイルス感染症から住民の生命及び健康を保護するために緊急に行われた措置に関わる作業であって市長が定めるもの
(2)　新型コロナウイルス感染症から住民の生命及び健康を保護するために行われた措置に関わる作業(前号に掲げるものを除く。)のうち新型コロナウイルス感染症の患者若しくはその疑いのある者に接して行う作業又はこれに準ずる作業であって市長が定めるもの
3　前項の手当の額は、作業に従事した日1日につき、次の各号に掲げる作業の区分に応じ、当該各号に定める額とする。
(1)　前項第1号の作業　3,000円(新型コロナウィルス感染症の患者若しくはその疑いのある者の身体に接触して行う作業又はこれらの者に長時間にわたり接して行う作業その他市長がこれに準ずると認める作業に従事した場合にあっては、4,000円)
(2)　前項第2号の作業　1,000円(新型コロナウィルス感染症の患者又はその疑いのある者の身体に接触して行う作業に長時間にわたり従事した場合にあっては、1,500円)
(3)　同一の日において、前項各号の作業に従事した場合には、同項第2号の作業に係る手当は支給しない。
別表(第3条関係)
(環境保全職員特殊勤務手当)
種類基準金額支給対象備考
環境手当日額500円公害物件の除去作業、犬猫の捕獲並びに浄化槽の点検作業に従事した職員　
(水道事業職員特殊勤務手当)
種類基準金額支給対象備考
水道事業事故待機手当半日
午前8時30分から午後1時まで 		1,000円上下水道課に勤務する職員で勤務を要しない日、休日及び勤務時間外に待機した職員　
半日
午後1時から午後5時15分まで 		1,000円
1夜
午後5時15分から翌日午前8時30分まで 		1,000円
(消防職員特殊勤務手当)
種類基準金額支給対象備考
救急業務手当1件200円救急業務に従事した職員(救急救命士資格を有する職員を除く。)　
500円救急業務に従事した救急救命士資格を有する職員　
火災出動手当1件500円火災の消火作業に従事した職員　
(市立病院及び介護老人保健施設職員特殊勤務手当)
種類基準金額支給対象備考
医師診療手当月額200,000円から
800,000円まで 		市立病院及び老人保健施設に勤務する医師左記範囲で市長が定める額
研究手当月額50,000円から
100,000円まで 		市立病院及び老人保健施設に勤務する医師左記範囲で市長が定める額
薬剤手当月額20,000円薬剤の取扱いに従事する薬剤師
看護手当月額15,000円看護業務に従事する看護師、准看護師である職員　
夜間看護手当1回2,000円から
5,000円
深夜において4時間以上看護及び看護補助業務に従事した職員左記範囲で市長が定める額
1,500円から
4,000円
深夜において2時間以上4時間未満看護及び看護補助業務に従事した職員左記範囲で市長が定める額
1,500円から
2,500円
深夜において2時間未満看護及び看護補助業務に従事した職員左記範囲で市長が定める額
放射線取扱手当月額20,000円放射線及び診療エックス線取扱い業務に従事する技師である職員　
臨床検査手当月額12,000円臨床検査業務に従事する技師である職員　
透析作業手当月額12,000円透析業務に従事する技師である職員　
理学・作業療法手当月額15,000円理学・作業療法に従事する技師である職員　
管理栄養手当月額10,000円市立病院及び介護老人保健施設に勤務する管理栄養士である職員　
待機手当1日1,000円市立病院に勤務する医師で勤務を要しない日、休日及び勤務時間外に待機した職員午前8時30分から午後5時15分まで
1,000円市立病院に勤務する看護師、准看護師、技師で勤務を要しない日、休日及び勤務時間外に待機した職員
半日500円市立病院に勤務する医師で勤務を要しない日、休日及び勤務時間外に待機した職員午後0時30分から午後5時15分まで
500円市立病院に勤務する看護師、准看護師、技師で勤務を要しない日、休日及び勤務時間外に待機した職員
準夜800円市立病院産婦人科病棟に勤務する看護師、准看護師で勤務を要しない日、休日及び勤務時間外に待機した職員午後4時30分から翌日午前1時15分まで
1夜1,500円市立病院に勤務する医師で勤務を要しない日、休日及び勤務時間外に待機した職員午後5時15分から翌日午前8時30分まで
1,500円市立病院に勤務する看護師、准看護師、技師で勤務を要しない日、休日及び勤務時間外に待機した職員
介護手当月額10,000円介護業務に従事する介護人　
月額15,000円介護老人保健施設「つる」で介護業務に従事する介護人処遇改善加算分
夜間介護手当1回3,000円深夜において4時間以上介護業務に従事した職員　
2,500円深夜において2時間以上4時間未満介護業務に従事した職員
不快手当1件1,500円死後の処置に従事した看護師、准看護師である職員　
防疫等作業手当1日290円感染症(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)第6条第2項及び第3項に定める感染症並びに市長がこれらに相当すると認める感染症(以下同じ。))の病原体に汚染されている区域において、感染症の患者（感染症の疑いのある者を含む。）の看護、検査その他の業務に直接従事する職員(医療職給料表(1)の適用を受ける職員を除く。)　
(その他職員特殊勤務手当)
種類基準金額支給対象備考
不快手当死亡人1件につき夜間4,000円行旅病人、同死亡人、変死人処理に従事した職員　
昼間2,000円
病人1件につき300円