○都留市健康診査及びがん検診受診費用助成金交付要綱
(令和3年10月1日告示第121号)
改正
令和4年3月1日告示第14号
令和5年3月30日告示第42号
(目的)
第1条　この要綱は、市が実施する集団方式による健康診査又はがん検診を受診せず、個別方式による健康診査又はがん検診を受診した場合に、受診費用の全部又は一部を助成することにより、市民の健康の保持増進を図ることを目的とする。
(助成対象者)
第2条　助成金の交付対象となる者(以下「助成対象者」という。)は、次の各号のいずれにも該当する者とする。
(1)　当該受診日において市内に住所を有する者
(2)　他の制度で助成(健康保険から給付、助成等を含む。)を受けておらず、当該受診費用を全額自己負担した者
(3)　健康診査については別表第1に、がん検診については別表第2に定める検査項目について受診した者
[別表第1] [別表第2]
(4)　別表第3に定める健(検)診名及び区分ごとに規定する年齢の範囲内にある者
[別表第3]
2　前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する場合は、健康診査の助成対象者から除外するものとする。
(1)　市が委託する医療機関において健康診査又は人間ドックを受診した者
(2)　妊産婦
(3)　刑事施設、労役場その他これらに準ずる施設に拘禁されている者
(4)　船員保険の被保険者のうち相当な期間継続して船舶内にいる者
(5)　病院又は診療所に6月以上継続して入院している者
(6)　高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)第55条第1項第2号から第5号までに規定する施設(同号に規定する施設のうち、介護保険法(平成9年法律第123号)第8条第11項に規定する特定施設については、老人福祉法(昭和38年法律第133号)第29条第1項に規定する有料老人ホームであって、高齢者の居住の安定確保に関する法律(平成13年法律第26号)第5条第1項の登録を受けた者(介護保険法第8条第11項に規定する特定施設入居者生活介護の事業を行う事業所に係る同法第41条第1項本文の指定を受けていない者に限る。)を除く。)に入所又は入居している者
(7)　学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校、同法第124条に規定する専修大学、同法第134条第1項に規定する各種学校その他これらに準ずる教育施設に通学する者
3　第1項の規定にかかわらず、市が委託する医療機関において乳がん検診を受診した場合又は前年度において乳がん検診に係る市の助成を受けた場合は、当該乳がん検診の助成対象者から除外するものとする。
(助成金の額)
第3条　助成金の額は、別表第3に定める金額又は受診費用のいずれか少ない額とする。
[別表第3]
(助成金の交付申請)
第4条　助成金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、都留市健康診査及びがん検診受診費用助成金申請書兼請求書(様式第1号)に次の書類を添えて、当該受診日の属する年度の翌年度の4月末日までに市長に提出しなければならない。
(1)　健(検)診の領収書(明細書がある場合は、明細書も添付)
(2)　健(検)診の結果の写し
(3)　健康保険被保険者証の写し
(助成金の交付決定)
第5条　市長は、前条の規定による申請を受理したときは、速やかにその内容を審査し、適当と認めたときは、助成金の額を確定し、都留市健康診査及びがん検診受診費用助成金交付決定通知書(様式第2号)により申請者に通知の上、助成金を交付するものとする。
(助成金の返還)
第6条　市長は、偽りその他不正の行為によってこの要綱による助成を受けたことが判明した場合は、当該助成金の全部又は一部の返還を命ずるものとする。
(補則)
第7条　この要綱に定めるもののほか、助成金の交付に関し必要な事項は、市長が別に定める。
附　則
この告示は、令和3年10月1日から施行し、令和3年4月1日から適用する。
附　則(令和4年3月1日告示第14号)
この告示は、令和4年4月1日から施行する。
附　則(令和5年3月30日告示第42号)
この告示は、令和5年4月1日から施行する。ただし、この告示の施行の日前になされた受診に係る補助金の額については、なお従前の例による。
別表第1(第2条関係)
健康診査助成対象検査項目
診察既往歴〇血中脂質検査中性脂肪〇
　うち服薬歴〇HDLコレステロール〇
　うち喫煙歴〇LDLコレステロール(Non－HDLコレステロール)〇
自覚症状〇血糖検査空腹時血糖◎
他覚症状〇HbA1c◎
健康診査の結果を踏まえた医師の所見〇随時血糖◎
身体計測身長〇尿検査尿糖〇
体重〇尿蛋白〇
腹囲〇貧血検査ヘマトクリット値　
BMI〇血色素量　
血圧等血圧〇赤血球数　
肝機能検査AST(GOT)〇腎機能検査血清クレアチニン　
ALT(GPT)〇eGFR　
γ―GT(γ―GTP)〇尿酸　
備考　〇必須項目、◎いずれかの項目を実施でも可
別表第2(第2条関係)
がん検診助成対象検査項目
検査項目検査内容
肺がん検診胸部エックス線検査及び喀痰細胞診
胃がん検診胃部エックス線検査又は内視鏡検査
大腸がん検診便潜血検査
乳がん検診乳房エックス線検査
別表第3(第3条関係)
助成金の額
健(検)診名区分対象年齢助成額
健康診査社会保険等の被扶養者39歳以下8,000円
都留市国民健康保険被保険者39歳以下8,000円
40歳から74歳まで8,000円
山梨県後期高齢者医療被保険者75歳以上8,000円
生活保護受給者20歳以上8,000円
肺がん検診　40歳以上2,700円
肺がん喀痰検診該当者のみ(喫煙指数等)40歳以上2,800円
胃がん検診　40歳以上9,200円
大腸がん検診　40歳以上1,700円
乳がん検診女性40歳以上5,400円
備考　助成対象年齢は、健康診査については受診日の年齢とし、がん検診は当該年度末の年齢とする。
様式第1号(第4条関係)
都留市健康診査及びがん検診受診費用助成金申請書兼請求書

様式第2号(第5条関係)
都留市健康診査及びがん検診受診費用助成金交付決定通知書