毎年4月2日は「世界自閉症啓発デー」です

国連総会（平成19年12月）において毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とすることが決議され、世界各国が自閉症について家庭や社会全体の理解が進むように意識啓発の取組みを行っています。これを踏まえ、日本では4月2日の「世界自閉症啓発デー」及び4月2日から8日を「発達障害啓発週間」として名所旧跡を癒しや希望を表す色であるブルーにライトアップするなど、自閉症を含む発達障害についての正しい理解の啓発に取り組む活動を行っています。

自閉症は、脳の発達の仕方の違いから「他の人の気持ちや感情を理解すること」「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。
このため、真面目に取り組んでいても、誤解されることがあります。

自閉症の人たちはとても「純粋」で、自分の感じたままに話したり、行動したりすることがあり、感覚が過敏であったり、記憶が抜群な人もいます。

このような、自閉症の人たちの行動や態度の意味を理解し、愛情をもって支援していただくことを願っています。

自閉症の人たちは、周囲の愛情と支援によって大きく育つことができるのです。

自閉症のシンボルカラーはブルー。

「癒やし」や「希望」などを表すブルーを、自閉症のシンボルカラーとしています。
ライトアップや、青いものを身につけたり、様々な形でブルーが展開されています。

ライトアップに参加する場所も年々増え全国200近い施設が青に染まります。